私自身は「女・女・男」の3人きょうだいでしたが、うちの子は「男・女・女」だし、上の子と末っ子の年齢差は11歳もあります。母の子育てを見習って3人みんな平等にかわいがっているつもりではありますが、「3人みんな平等」というよりも、「上の子たちもいっしょになって、末っ子を育てている」という感覚になっています。
次女が生まれたとき、長男と長女には「ママもパパも仕事をしているので、小さなパパ・ママとして、この子の面倒をいっしょに見てください」とお願いしました。子どもたちは「うん!」と言ってくれて、本当にそうしてくれています。お風呂に入れてくれたり、ぐずったら遊んでくれたり。
次女はもうすぐ1歳になりますが、「みんなで育てている」という感じはずっと変わりません。長女はときどき「これはさわっちゃダメだよ」と注意もしてくれるので、本当に頼もしい(笑)。
それに、2人きょうだいだったときよりも上の子2人のケンカが減ったように思います。次女が生まれたことで、家族としての結束力がより強くなったのかもしれません。
定年退職した母は、子育ての頼れるサポーター
「3人の子育ては大変でしょう?」と言われることもありますが、私の場合、実はそうでもないんです。上の子たちが手伝ってくれていることもありますし、教師の仕事を定年退職した母も、頻繁に東京に来て私を支えてくれるからです。
この1年、母は「月の半分は東京にいて、残り半分は京都で暮らす」みたいな二拠点生活をしてくれています。負担をかけているなぁと思うのですが、母は相変わらずポジティブで「東京でいいマッサージの店を見つけちゃった!」と楽しそう。感謝です。
母のおかげで、上の子たちが赤ちゃんのときより睡眠時間が増えました。母に次女をまかせて少し昼寝ができたり……本当にありがたいです。
母が定年退職するときに、きょうだい3人でちょっと高級なマッサージチェアをプレゼントしました。これは弟の発案で、きょうだいのグループチャットでいろいろ相談しながら決めました。何歳になっても仲よしでいられるきょうだいで、よかったなぁって思います。
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