3)子どもと共有する
子どもに、自分の経験を共有しましょう。成功する姿はもちろん、葛藤したり失敗したりしている姿も子どもに見せることが大切です。子どもはそれを見て、自分も同じことを体験している気持ちになるからです。たとえば、一生懸命仕事をがんばっている人を見て「自分もがんばろう」という気持ちになったことはありませんか? これが「代理体験」。アメリカの心理学者、アルバート・バンデューラ氏の有名な説です。大人の非認知能力も鍛えられ、子どもの体験を増やすことにもつながるのです。
AERA with Kids 2024年 秋号
AERA with Kids編集部
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合同会社BYBSコーチング代表。ICF会員ライフコーチ。非認知能力を育む教育法Social Emotional Learning社会情緒的教育をベースとした子育て・自分育てを提案。非認知能力育児を研究・実践し、娘のスカイさんが18歳のときに「全米最優秀女子高生」に選ばれた。『「非認知能力」の育て方』(小学館)ほか著書多数。ワシントンD.C.在住。