よく食べ、よく笑い、ハッピーオーラ全開のギャル曽根さん。家庭では小6の長男、小3の長女、そして0歳の次女の3児のママでもあります。小学生の子どもを育てる親にとって、わが子が今後どんな進路を選択するか、その土台となる学力をどう育てるかは大きな課題です。夫婦間で意見が分かれてモメる……というご家庭もありますが、ギャル曽根さんのご家庭ではどんなふうに話し合い、夫婦で役割分担しているのでしょう。

MENU 子どもの勉強を見るのは、“勉強大好き!”なパパの担当 「勉強なんてコスパが悪い」と思っていた高校時代 知識がないと何も言えない。東京に来て知った勉強の必要性 「ママにわかるの?」と言われて、めちゃくちゃ悔しい(笑)

子どもの勉強を見るのは、“勉強大好き!”なパパの担当

 わが家は共働き夫婦ですから、小さなことでも夫婦で話し合って役割分担してきました。たとえば子どもが「習い事したい!」「塾に行きたい!」と言ったら、子どもにとってのメリットやデメリットを考えるのはもちろん、「送り迎えはできそうか」「練習をみてあげられそうか」などまで細かく相談します。

 意見が分かれることも、もちろんあります。でも私たち夫婦は教育方針が似ているので、大きくモメることはありません。

 わが家の教育方針は、ざっくりと言えば「勉強を楽しめる子になってほしい」ということです。でもその背景にある思いは、夫と私とではちょっと違うんです。

 夫は勉強が好きな人です。子どものころから今に至るまで、ずっと勉強が好きなんです。本を読むことも楽しいし、いろんなことを考えることも楽しい、だからそれを子どもにも知ってほしいとよく話しています。

 だから、子どもたちの勉強をみるのは自然に夫の仕事になっています。彼は「勉強をさせよう」っていう感じじゃないんですよね。「問題が解けるって楽しいよね」とか「知識があれば見える世界も変わってくるんだよ」と言っています。押しつけではなく、勉強の楽しさを伝えようとしているので、すごく信頼して任せることができるんです。

「勉強なんてコスパが悪い」と思っていた高校時代

 一方の私は、夫とはまったく逆で、全然勉強しない子どもでした。

 それをいまとても後悔しているので、「子どもたちには、私のようになってほしくない」という思いがあります。

次のページへ勉強した時間とコストは知識になる
著者 開く閉じる
ギャル曽根
ギャル曽根

ギャル曽根/1985年京都府生まれ。3児の母。2005年「元祖!大食い王決定戦」でデビューし、おおらかな食べっぷりで人気を博す。タレントとして活躍する一方、「食のプロ」としてレシピ本の出版などをおこなう。調理師免許や野菜ソムリエの資格をもつ。 公式YouTubeチャンネル「ごはんは残さず食べましょう」 オフィシャルブログ「ごはんは残さず食べましょう

1 2 3