バラエティー番組「王様のブランチ」(TBS)で、大人気となった「姫様」を18年間務めた、はしのえみさん。現在は小3娘のママとして、仕事と家事の両立に忙しい毎日を送っていますが、その表情はとてもおだやか。あわただしい日常でも、気持ちをラクに過ごせる「考え方」を教えてもらいました。 ※前編<はしのえみが語る、小3娘の子育て 「自分が『姫様』だった」ことを娘に報告したとき、言われた一言とは?>から続く

MENU 娘の同級生のママ友が「10歳下」なんてざらです 夕飯は買ってきたお総菜で堂々と「オッケー!」と思えるようになりました 昨日できたことが、今日はできなくても全然いい!

娘の同級生のママ友が「10歳下」なんてざらです

――忙しい毎日。体力や健康に気をつけていることはありますか?

 私は、43歳になる年に娘を出産しました。娘の同級生のママ友と、年齢が10歳ちがうなんてこともざらです。そうなると体力はやっぱり全然ちがいますよね、気持ちは同じなのですが(笑)。

 でも、体調を崩したことはありません。むしろ、出産後の今のほうが心もからだもずっと健康です。出産前は仕事中心の生活をしていたので、食事や睡眠時間が不規則になりがちで、生理不順などの不調がありました。出産後はそれが改善されて、ホルモンバランスも整ってきたように感じます。

 夫婦ふたりのころは、食事は「食べられるときに食べればいいかな」という感じでしたが、子どもができるとそうはいきませんよね。子どもの栄養を考えてご飯を作って、いっしょに食べて、いっしょの時間に寝る。このサイクルが、私を健康にしてくれたのだと思います。

――夫との家事の分担などは決めていますか?

 娘が今よりもっと小さかったころ、日々の家事に「キーッ!」となりそうな私に、夫が「俺がなにかできることはある?」「なにをすればラクになる?」って聞いてきてくれました。「えー、お風呂掃除と食器洗い。あと、ごみ捨てに行ってくれたら助かる」と言ったら、それ以来ずっと担当してくれています。

 私は「甘え下手」なので、「家庭のことは私が全部やらなくてはいけない!」と気負っていた時期がありました。でも、そう声をかけてくれたことでお願いできたので、今も本当に助かっています。

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三宅智佳
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