「好きな/苦手なシーンは?」
「行ったことのある場所は出てきた?」
「どのキャラクター(登場人物)になってみたい?」
「一番大切なシーンはどこだと思う?」
「このお話にタイトルをつけるとしたら、どんなタイトルにする?」
などなど……。おもしろく感じた「種」が見つかれば、そこを深掘りしたり、膨らませたりすることができます。親御さんが感じたこともおしゃべりに加えると、会話がより楽しく広がりますよ!
いよいよクライマックス! 楽しく書いてみよう
―――このマップは便利ですね!
感想マップにはネタが満載なので、これを参考に感想文を書きます。話すことで「なにを書くか」の目星はつけられているでしょう。おもしろいと感じた裏には、自分の体験や思いがあるはず。それを選んでつなげる作業を原稿用紙の上で行います。そして、それを考えるのは子どもです。
なにより、ゴールは「楽しかった!」という気持ちであること。楽しく読めた本は、感想文を書きながらその楽しさを反芻できます。読書感想文を「また書きたい!」と思えれば大成功ですよ!
(取材・文/AERA with Kids編集部)
※前編<読書感想文が楽しく書ける「好きな本」選び、3つの“ポイント”とは? 読書教育のプロが解説>はこちら
AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2024年 夏号 [雑誌]
朝日新聞出版
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