子どもには、自分を大切にして、自分に自信をもって歩んでほしい。どの親も、きっとそう願いながら子育てをしているはず。そこに、性教育は欠かせないのだ。
「親世代も、子どもといっしょに学び直すといった気持ちでいいと思うのです。それも、子どもがまだ未就学児のうちなら、子どもの前で間違えたことを言っても『あ、違った、ごめんね!』と大人のプライドをなくして素直に伝えられそうですね」(戸田さん)。「小さい子どもとなら、親御さんも気負わず話せます。小さいうちから包括的性教育の考えを子どもに根付かせることで、この先、子どもの成長に合わせた性教育を伝える練習にもなりますよ!」(二宮さん)
(文/三宅智佳)
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