「急にイラついてしまう」という相談を送ってくれたのは、小学4年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんが実際にイライラすることを乗り越えた方法を伝えながら、「心の調子は毎日違うよ」と励まします。
【イラスト】小島よしおさん自筆!イライラのトゲを磨く「やすりん」【小島よしおさんが小学生22人からのお悩みに答える書籍『小島よしおのボクといっしょに考えよう』】
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【よしおの答え】
アーニャピーヤ、イライラすること、よしおもあるよ~。特に10代、20代のころはイライラすることが多かったかも。お母さんに何か言われるだけでイラッ
アーニャちゃんは、どんなことにイライラしちゃうんだろう? 自分に対してかな? それとも他人に対して? どちらの場合にしても、どんな対処法があるのかよしおと一緒に考えてみよう!
■イライラを越えると成長する!?
そもそも、イライラって何だろう、って思って調べてみたら、語源は「イラクサ」っていう植物からきているみたい。茎や葉にトゲトゲがついていて、触ると我慢できないくらいかゆくなって、不快な思いをするらしいんだ。そこから、イライラって言葉が生まれたっていう話があるんだって! つまり、イライラって何か嫌なこととか不快なことを表しているんだね。
アーニャちゃんが「急にイラついてしまう」っていうのは、心の中に常に嫌なことや不快なことがあって、ささいなことでもすぐにイラッとしてしまうのかな、って思ったよ。
じゃあそのイライラをどうするのか、ってことなんだけど、まず手っ取り早い方法が、「気を紛らわせて忘れる」ってやつ。よしおの後輩に、イライラがたまって顔や首まで赤くなってしまったことがある子は、ひたすら何も考えずにゲームをして、そのときを乗り越えたらしい。
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