HiHi Jetsのメンバーが読者からの質問に答える「放課後はまかせて! HiHi JetsにQuestion」。今回は、今月は作間龍斗くんが登場! 人と仲良くなるのに時間がかかるという作間くんが、頑張りすぎない人付き合いの方法を教えてくれました。小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」(朝日新聞出版)7月号から紹介します。 

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Q)人の顔色を見るクセがあり、疲れてしまいます。どうすれば普通に接することができますか?(ももこ·16歳)

A)僕も人の顔色が気になるタイプです。トラブルごとは嫌いなんで、いろいろ考える癖がついちゃってるんですね。でも、最近思うのは、相手を信用することも大事かもなって。

 たとえば、自分が後輩とかにちょっと失礼なこと言われたとしても、別に全然気にならないんですよ。だったら、自分の発言がちょっとぐらい失礼になっても、人としての礼儀さえちゃんとしていれば、そんな怒らせることもないんじゃないかな、と。逆に小さなことを気にして「どうしよう(オロオロ)」 みたいにしているほうがヘンな雰囲気になっちゃいますよね。

 あと、もう一つ大事だと思うのは、すべての人に「自分の全部」を出す必要はないということです。本当に気を許した人とか、顔色をうかがわなくていい人だけに「自分」を出せばいい。そうじゃない人とコミュニケーションをとる場合は、極論を言えば、相手が求めることを言っておけばいいんじゃないかな、と。世の中のお母さんたちが電話で声色を変えるみたいに、それ用の自分を作るのもいいかもしれない。第一段階はそれで対応して「あ、この人は信頼できるかもしれない」と感じる人が見つかれば、徐々に「自分」を出して、芯に近い話をしていけばいいと思うんです。

 僕、すっごい時間かかるんですよ、人と仲良くなるのに。簡単に信用することも無理です。でも、それは別に悪いことだとは思ってなくて。顔色をうかがう必要がない友達は一人か二人で、人間関係は狭いんですけど、それで十分ですし。

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大道絵里子
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