おおた:今はリビング学習がメジャーになっているので、きょうだいの問題は避けられないですよね。親がジレンマに陥るのは仕方がないことだと思いますし、下の子たちに「我慢しなさい」というのも限界があります。ある程度は破茶滅茶の中でやってもいくしかない、これが我が家の中学受験なんだ、と腹を括ることでしょうね。あとから振り返ればそれがいい思い出になっていることもあります。現実的な解決策としては、塾の自習室などを利用してできるだけそこで勉強を終わらせる、という方法もありますね。それができる塾を選ぶのもありだと思います。
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関西大学梅田キャンパスで行われたセミナーでは、この3人がそれぞれ講演。安浪さんからは「受験生の親の心得」や算数の点数がアップする「ノートの書き方」、矢萩さんからは思考力問題など「新タイプ入試の現状」について、おおたさんからは「第一志望に受からなかった時の親の心構え」についてのお話がありました。セミナー後には参加者との交流会も開かれ、「先生方と直接話せて心が軽くなった」「他の方の意見も参考になった」との感想も。会場参加者には安浪さん監修の『中学受験OKノート』(日本ノート)のお土産もありました。
(構成/教育エディター・江口祐子)
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