「昔からの夢が、本当に今でもやりたいことなのかわからない」と、進路に迷っているというのは高校3年生の女子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんは、「苦しいときこそ気持ちはゆれるもの」と言い、「迷っているならやってみて!」と背中を押します。
【写真】子ども時代の壮絶ないじめを乗り越え、人気芸人になったのはこの人* * *
【よしおの答え】
ぱぴぷぺーぱーぴーや、苦しいときにお悩みを送ってくれてありがとう。よしおもその気持ち、何度も経験したことがあるよ。夢や目標に向かっているとき、何かを選ばなければいけないとき、気持ちがゆれるよね。本当にこれでいいのかな、って。
よしおもお笑い芸人をめざしていたとき、「本当にやりたいことなのかな」っていう気持ちになっていたことが何度もあるよ。とくに、あまり成果が出ていないときや、失敗してしまったときに思った。何かを始めたばかりのときも、そういう気持ちにはなりやすいね。まだ自分になんのスキルも成果もないから、「このまま続けて大丈夫なのかな」って。
この気持ちは、誰しもが経験したことがあると思うんだ。むしろ、「自分の判断はすべて正しい!」って胸を張っていられる人のほうが少ないんじゃないかな。君が送ってくれたお悩みからは、焦りも感じる。苦しいときって、どこから解決していけばいいのかもわからなくて気持ちばかりが先にいってしまうよね。受験までの時間はたしかに限られているけど、気持ちの整理がつかないと前に進むのも難しいかも。だから、まずはよしおと一つひとつ何ができるのか、考えてみよう。きっと、自分のするべきことが見えてくるはず!
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