<しくみ(1) 1週間分のやることを自分で書かせる>


 小4の長男は、学校の先生が勉強のごほうびにノートに貼ってくれたシールをきっかけに、計画的に勉強をするようになりました。そこで、一週間分のやることをリストに書き出し、目にするところに貼っています。

<しくみ(2) お手伝いはおこづかい制に>
 食器洗い20円、お風呂掃除10円など、お手伝いをした分だけおこづかいを渡します。これでやる気もがぜんアップ。サクサクと効率よく動くようになりました。

<しくみ(3) 1日2回のお楽しみ。ごほうびタイムを設ける>
 3きょうだいが心待ちにしているのは、宿題後のおやつタイムと、寝る前のお母さんの読み聞かせ。この時間を楽しみに、子どもたちも動きます。読み聞かせは1人1冊ずつ、それぞれ好きな本でおこなうそう。

 どの家庭も、はじめから時間管理がうまくいっていたわけではありません。でも、共通しているのは「早くしなさい」「宿題やりなさい」などの、一方的な指示のような声かけをしていないことです。子どもが自分で考えるよう、親ががんばりすぎずに見守っていくことが、時間管理が身につくいちばんの近道なのかもしれません。

AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2018年 冬号 [雑誌]

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AERA編集部
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