■5日(金)
<ヘイト規制条例、成立 東京都>
ヘイトスピーチの規制や性的少数者を理由にした差別の禁止を定めた東京都の条例が、都議会本会議で賛成多数で可決、成立した。いずれも都道府県の条例で初めての内容で、来年4月に全面施行される。
<ノーベル平和賞にムクウェゲさん、ムラドさん>
ノルウェーのノーベル委員会は、ノーベル平和賞を、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)の婦人科医デニ・ムクウェゲさんと、性暴力被害者の救済を訴えるイラクの少数派ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハさんに授与すると発表した。
■6日(土)
<築地市場、豊洲へバトンタッチ>
「日本の台所」と称された東京都中央区の中央卸売市場「築地市場」が、営業を終了した。この日、最後のセリが行われ、83年の歴史に幕を閉じた。11日には新しい中央卸売市場「豊洲市場」(江東区)が開場。豊洲市場の土壌汚染問題に揺れ、移転は2年遅れた。
■7日(日)
<大迫傑選手、マラソンで日本新記録>
シカゴ・マラソンで、大迫傑選手が2時間5分50秒の日本新記録で3位に入った。フルマラソンを走るのは3回目。日本実業団陸上競技連合の褒賞金制度により、日本記録を更新した選手には1億円が贈られる。
■8日(月)
<最速2030年に1.5度上昇>
地球温暖化が現状のまま進めば、早ければ2030年にも世界の平均気温が産業革命前より1.5度上昇する─。国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、温暖化に関する特別報告書をまとめた。
■9日(火)
<日本のパスポート「最強」>
イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」は、ビザなしで渡航できる行き先数を基準にしたパスポートの強さ指数を公表し、199カ国・地域の対象中、190となった日本がシンガポールを抜いて単独1位になった。
<難民選手団、東京五輪でも>
国際オリンピック委員会はブエノスアイレスで総会最終日の審議を行い、地元の国・地域から出場できない選手による「難民選手団」を、2016年のリオデジャネイロ五輪に続き、20年東京五輪でも結成することを決めた。