5000件に及ぶ片づけ相談の経験と心理学をもとに作り上げたオリジナルメソッドで、汚部屋に悩む女性たちの「片づけの習慣化」をサポートする西崎彩智(にしざき・さち)さん。募集のたびに満員御礼の講座「家庭力アッププロジェクト®」を主宰する彼女が、片づけられない女性たちのヨモヤマ話や奮闘記を交えながら、リバウンドしない片づけの考え方をお伝えするのがこの連載ですが、今回は番外編をお届けします。現役を引退したばかりのサッカー選手・大久保嘉人さんと、男性学の第一人者・大正大学准教授の田中俊之さんと3人で、2021年末に開催したトークイベントの報告です。

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左から、私(西崎彩智)、大久保嘉人さん、田中俊之さん。画面越しに、視聴者の悩み相談にお答えしました
左から、私(西崎彩智)、大久保嘉人さん、田中俊之さん。画面越しに、視聴者の悩み相談にお答えしました

 2021年にやりたいと思っていたことの一つに、男性向けの片づけ講座やイベントがありました。それが、年末ギリギリの12月25日に実現。すてきなご縁がつながって、現役を引退されたばかりのサッカー選手・大久保嘉人さんと、男性学の第一人者で大正大学准教授の田中俊之さんをお迎えし、「パパにもできる家事・育児」をテーマにオンラインのトークライブを開催することができました。トークのお題は、視聴者から募集。今回は、ライブの中から印象に残ったことを振り返りたいと思います。

■ 家事・育児をしながらのラストシーズン

 大久保さんは、サッカーJリーグ1部(J1)で歴代最多となる通算191得点を挙げた名選手。セレッソ大阪でプレーしたラストシーズンは、妻・長男・次男・四男を横浜の自宅に残し、小学4年生の三男・橙利君との二人暮らしを経験しました。ワンオペで家事・育児をこなしながらの現役生活をつづった本『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』も出版しています。ご家族が「家庭力アッププロジェクト」に参加されたご縁で知り合い、今回のイベントが実現しました。

 2人のお子さんがいる田中さんも、息子さんが3歳だったころにワンオペ育児を経験。今回は専門家の視点から、大久保さんや視聴者の悩みの解決にむけて、方向性を示していただきました。

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西崎彩智

西崎彩智

西崎彩智(にしざき・さち)/1967年生まれ。お片づけ習慣化コンサルタント、Homeport 代表取締役。片づけ・自分の人生・家族間コミュニケーションを軸に、ママたちが自分らしくご機嫌な毎日を送るための「家庭力アッププロジェクト?」や、子どもたちが片づけを通して”生きる力”を養える「親子deお片づけ」を主宰。NHKカルチャー講師。「片づけを教育に」と学校、塾等で講演・授業を展開中。テレビ、ラジオ出演ほか、メディア掲載多数。

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大変だけど楽しかったワンオペ生活