小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。12月号は、菊池風磨くんが「相手に思いを伝えること」についてアドバイスしました。

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【質問】
 風磨くんのソロ曲や書く詞が好きです。言葉遣いやリズム、表現の仕方がすごくて尊敬しています。私は相手に思いを伝えることが苦手で、うまく伝えられないときがあるのですが、風磨くんは作詞をするとき、思いを伝えたいときに心がけていることはありますか?(もえこさん・16歳)

【回答】
 ありがとうございます! うれしい。僕が一番最初に詞を書いたのは……これはどこにも発表してないこっぱずかしい話なんですけど、NYC boysの曲に勝手にラップの詞をつけたんです。親父の影響で詞を書いてみたかったのと、(嵐の櫻井)翔くんに憧れてジャニーズに入ったので、ラップの作詞は両方の要素が満たせるから。当時としては満足いくものができて、「あ、俺できるわ」って成功体験になった。なぜなら、誰にも見せてないから(笑い)。でもそれがあったから自分のソロ曲を作詞したいという意思表示もできました。

「思いを伝えたいときに心がけていること」か……。思いを伝えよう伝えようとしないことかな。「届けようとしてるで~」っていうのがにじみでちゃうから、日記を書くみたいに、いつもの話し言葉を使って、時には生々しい思いも隠さずに書いてますね。

 ただ、新しいシングル「NOT FOUND」のラップ詞は思いを込めすぎてちょっと重かったかも。ドラマ「バベル九朔」の主題歌でもあって、主人公は芽の出ない脚本家なんです。夢に向かってあがいて挫折して苦悩する。その姿はまさに今の僕たちと重なって見えて。僕らも思い描いてた10周年とは違いましたから。いや、もっと売れてるかなと思ってたからね(笑い)! だから結構ネガティブな言葉もさらけ出して、でもやってやるぜっていうSexy Zoneの決意表明を込めて詞を書きました。

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大道絵里子
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