マリッジ・カウンセリングで夫婦関係の見直しを 普段いかに相手の話を聞いていないかがわかる (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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マリッジ・カウンセリングで夫婦関係の見直しを 普段いかに相手の話を聞いていないかがわかる

連載「ここがヘンだよ日本の育児!」

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大井美紗子AERA#AERAオンライン限定
夫婦でカウンセリングを受けることで関係を見直すことができる(写真/gettyimages)

夫婦でカウンセリングを受けることで関係を見直すことができる(写真/gettyimages)

 前回カウンセリングのよさについて書きましたが、今回はその中でも「マリッジ・カウンセリング」についてお話したいです。「カップル・カウンセリング」「夫婦カウンセリング」とも呼ばれますが、関係改善を目指して夫婦ふたりで受けるカウンセリングです。アメリカでは一般的ですが、日本では通常のカウンセリング以上に浸透していないのではないでしょうか。

 私が初めてマリッジ・カウンセリングという言葉を聞いたのは、義理の妹からでした。義妹に会うたび夫の愚痴を聞いてもらい、「そうそうあいつは昔からそうなんだよ」とコメントをもらって溜飲を下げていた時期があったのですが、あるとき「マリッジ・カウンセリングを受けてみたら? 私も通ってるよ」と勧められたのです。そのときは「そこまで悩んでいないから大丈夫」と受け流してしまったのですが、あとから夫当人にも誘われ、受けてみることにしました。

 それまではマリッジ・カウンセリングすなわち大ごと、すなわち離婚危機だと思い込んでいたのですが、事前に調べたり通い始めてカウンセラーさんに話を聞いたりすることで考えが変わりました。マリッジ・カウンセリングは、夫婦の関係が修復不可能になる前に食い止めるもの。カウンセリングを受けた結果離婚を免れることができた夫婦は70~80%に上るという調査もありました。特にカウンセリングを受けるタイミングが重要で、初期の段階で始めると高い効果が出るとのこと。離婚危機になってから通うのではなく、その前に通うほうがいいものなのです。

 実際どんな感じなのかというと、夫婦の状態やカウンセラーさんの手法によってそれぞれでしょうが、我が家の場合は以下のプロセスに沿って話を進めました。

(1)妻が夫に1分程度で意見を述べる(夫はメモを取るなりして妻の言葉を覚える)

(2)夫が妻の言葉をできる限り復唱する(ここで自分の意見をはさんではいけない)

(3)夫が妻に「今言った通りで合っているか?」と尋ねる

(4)妻が判定する

 そして、次は夫が意見を述べる。これを夫婦交互に繰り返します。具体的には、こんな感じになります。


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