大学入試で進むオンライン化 面接もオープンキャンパスも…東洋大、実践女子大、東京都市大などが導入 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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大学入試で進むオンライン化 面接もオープンキャンパスも…東洋大、実践女子大、東京都市大などが導入

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柿崎明子AERA#受験#新型コロナウイルス
実践女子大では職員と学生によるオンライン面談を実施。受験生の相談に個別で応じている(写真:実践女子大学提供)

実践女子大では職員と学生によるオンライン面談を実施。受験生の相談に個別で応じている(写真:実践女子大学提供)

東洋大学の総合型選抜のWeb体験授業型入試で使われた動画の一場面。動画を視聴後、課題の解決策を考え、試験官の前でプレゼンする(写真:東洋大学提供)

東洋大学の総合型選抜のWeb体験授業型入試で使われた動画の一場面。動画を視聴後、課題の解決策を考え、試験官の前でプレゼンする(写真:東洋大学提供)

 大学入試でもオンライン化が広まりを見せている。AERA 2020年8月3日号は、現場担当者から導入背景や受験生への思いなどを聞いた。

【写真】東洋大学の総合型選抜のWeb体験授業型入試で使われた動画の一場面

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 新型コロナウイルス感染予防対策で、来年の2021年度入試にオンラインを導入する大学が出始めている。文部科学省が6月に発表した「大学入学者選抜実施要項」でも、入試にオンラインの活用を推奨。7月現在では、明治大が文学部の自己推薦特別入試でオンライン口頭試問を採用した。麗澤大も総合型選抜で、面接やプレゼンテーションをオンライン上で行う。ICT環境が確保できない受験生には、Wi‐Fiルーターやノート型パソコンを貸し出す。

 実践女子大では、今年の4月下旬から検討を始めたという。学生総合支援センターの上原信幸副センター長は、経緯を次のように話す。

「3月のオープンキャンパスをオンラインにした時点で、入試の実施もリスクがあると考えた。自宅で受けることで新型コロナのリスクを軽減し、地方の受験生や保護者にも安心して受験してもらえるように配慮しました。教員からも受験生のためならば、と同意を得られました」

 オンラインで行うのは、総合型選抜I~III期のうちのI期。1次選考で小論文を課し、エントリーシートや調査書などで総合的に判断し、パスすれば10月17・18日の2次のオンライン面接を受ける。全入試のうち、初回の総合型選抜I期でオンライン面接を実施し、緊急事態宣言が出たら、他の面接にも展開していく予定だ。

「オンライン面接は初めての経験。準備はしていますが、やってみないとわからないところもある。一番気を使ったのが、いかに不正を防止するか、アドミッションポリシーをオンライン入試にどう反映するか、この2点でした」(上原さん)

 不正防止として、受験生に誓約書を提出してもらう。当日は面接前に注意事項を確認。受験生は面接中、イヤホンで対応する。面接は録画することで不審な行動を抑止し、相互に納得できる入試を実施する。アドミッションポリシーを生かすために、面接の内容は学科ごとに定めた。グループディスカッションをしたり、模擬授業を事前に受けてリポートを書いたりするなど、学科の学びに即した入試を実施する予定だ。


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