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「部活動全員加入」「休み時間は必ず外遊び」“謎ルール”に保護者も生徒も悲鳴

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大塚玲子AERA#教育
学校のルール ここがヘン!(AERA 2019年9月9日号より)

学校のルール ここがヘン!(AERA 2019年9月9日号より)

 夏休みが終わり、学校生活が再開した子どもたちも多いだろう。自由だった休み期間に比べて、がんじがらめの不自由さを感じるのが学校生活。なぜなら、この規則はなんのために?と、疑問を抱くような校則や決まりごとが山積みだからだ。

 中学3年の息子をもつ岩手県の父親(52)がおかしいと感じるのは、部活動全員加入のルールだ。

「入学説明会で生徒全員が部活動に入るよう言われました。生徒会則にも規定があります」

 昨今は、学校の部活動よりも地域のクラブチームで活動したい子もいる。ありきたりなスポーツ中心の部活動ではなく、多様な習い事に力を入れたい子もいるし、入りたい部がない子もいる。だが、そんな事情はお構いなしだ。部活動に入ると、親も手伝いをしなければならないケースや、部費や遠征費がかかるケースも多い。家庭によっては参加が難しいこともあるが、それも考慮はされない。

「とにかく全員に加入を強いるのはおかしい。一刻も早くやめてほしいです」

 学習指導要領には、部活動は「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」と記載されている。なのに、明確な理由もないまま「この学校の伝統」ということで、全員参加が強いられるのは明らかな矛盾であり、説明がつかないだろう。

 おかしいと感じる大きなポイントは、このように個別事情を考慮しない「全員横並び」だ。
先生の目を気にする

 小学2年と3年、中学1年の子をもつ横浜市の父親(48)がおかしさを感じるのは、強制的な「集団登校」。この小学校では集団登校から抜けると、学校の電話連絡網からはずされてしまい、災害で休校になるときなどの情報が入らない、というペナルティーもある。

 さらに、保護者が当番で集団登校の引率をすることも強制的に決められている。順番が回ってくると1カ月間、毎朝子どもたちを引率しなければならない。

「事情で当番をできない場合は、代わりの人を自分で手配しなければならないのですが、そう簡単には見つかりません。大きな負担です。単独登校でいいと思うのに、集団登校が慣習になっていて、異議申し立てもできず困っています」


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