野球、ソフト、空手はピンチ スポーツクライミング、サーフィンは採用 東京五輪の追加競技、次のパリ大会でどうなる? 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

野球、ソフト、空手はピンチ スポーツクライミング、サーフィンは採用 東京五輪の追加競技、次のパリ大会でどうなる?

このエントリーをはてなブックマークに追加
今年2月、ブレークダンスが2024年パリ大会で追加競技候補となったことを受けて行われた記者会見でポーズを決める河合来夢選手(右)と半井重幸選手 (c)朝日新聞社

今年2月、ブレークダンスが2024年パリ大会で追加競技候補となったことを受けて行われた記者会見でポーズを決める河合来夢選手(右)と半井重幸選手 (c)朝日新聞社

 話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』では、毎号、五輪に関する知識「オリ・パラのうんちく」をお届けしています。6月号では、東京五輪で採用された種目が、次のパリ大会でどうなるか?を紹介するよ。

*  *  *
 空手は、2020年東京大会で、開催都市が提案する追加競技として初めて五輪に採用された。しかし、今年2月に発表された24年パリ大会(フランス)の追加競技の候補には選ばれなかった。同じく東京大会の追加競技として採用された種目のうち、スポーツクライミング、サーフィン、スケートボードは残ったが、野球・ソフトボールは空手とともに選ばれず、代わりにブレークダンスが新たに加わっている。IOC(国際オリンピック委員会)による正式決定は東京大会後の来年12月だから、まだ存続の可能性はあるが、このままではパリ大会で、空手は実施されなくなってしまいそうだ。

 野球・ソフトボールは、ヨーロッパではあまり人気がない。しかも、五輪は今、参加人数やコストなどを減らすことが求められているため、チーム競技で人数が多く、球場整備のコストもかかる野球・ソフトボールのパリ大会での実施は、そもそも難しいとみられていた。  一方、空手はフランスでも人気がある。個人競技で参加人数も少ないから、パリ大会での採用の期待も高かった。それなのに落選してしまったのは、IOCが最近、若い世代に訴える力を重視しているからだと考えられる。

 東京大会とパリ大会で続けて採用されるスポーツクライミング、サーフィン、スケートボードと、パリ大会で新しく候補になったブレークダンスは、いずれも若い世代に人気の高いスポーツだ。ブレークダンスは、すでに14歳から18歳までの選手たちが参加するユース夏季五輪の正式競技となっている。日本は世界的にも競技レベルが高く、18年のブエノスアイレス大会(アルゼンチン)では、河合来夢選手(神奈川・百合丘高2年=当時)が金メダル、半井重幸選手(大阪学芸高2年=同)が銅メダルを獲得している。

※月刊ジュニアエラ 2019年6月号より


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい