テレビの脅威? 動画メディア人気のカギは“リアル”と“短さ” (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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テレビの脅威? 動画メディア人気のカギは“リアル”と“短さ”

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福光恵AERA

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 テレビ以外でも動画を見ることが当たり前になった昨今。ジャンルも多様化する中で、人気をつかむ動画のカギはどんなところにあるのか。

 コピーライターでメディアコンサルタントの境治さんによると、テレビ代わりに見られているネットの動画で、最近伸びているのは4ジャンル。

 まず、NetflixやHulu、dTV、Amazonプライム・ビデオなど、SVOD(定額制動画配信)と呼ばれるサービスだ。

 そもそもは米国で、レンタルビデオやケーブルテレビの代わりにユーザーを増やしてきた動画配信サービスで、1千円程度の定額を支払えば、サイトに上がっているコンテンツをいくらでも見られる。

 日本ではテレビ局とつながっているサービスがあることも魅力。一部のドラマも定額内で一気見できて、ドラマファンは必携だ。

「SVODの成長は一段落と言う人もいますが、今年はどこもユーザー数を増やしているか、悪くても横ばい。オリジナルのドラマやバラエティーも活発につくられるようになり、テレビは見ないけどSVODは見るという若い層も多い」(境さん)

 もうひとつ、テレビのネット進出の足がかりになっているのが、各放送局がやっている独自の動画配信サイトだ。とくに「見逃し」と呼ばれる期間限定無料の配信サービスは、昨年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が合計再生数1千万回を超えるお化けヒットになるなど、多くのユーザーを集めている。

 2015年に民放各社が手を組んで「民放公式テレビポータルTVer」も生まれた。ポータルの名の通り、各社の見逃しなど無料のコンテンツだけを集めたサイトで、録画をミスしたり忘れたりして落ち込む全国のドラマファンを救済している。

 ちなみに自分は、テレビのネットでの門出をバックアップしようと、SVOD4社と放送局の配信サイトのほとんどを利用中。SVODは数千円の機材だけで箱のほうのテレビに映せるものもあるので、自分にとってはいまや「ほとんどテレビ」と呼べる存在になっている。


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