「保活」基準変更が一転… 目黒区大揺れの背景 (2/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「保活」基準変更が一転… 目黒区大揺れの背景

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越膳綾子AERA#出産と子育て
各自治体でさまざまな変更が行われているが募集案内で初めて知る人がほとんど。なかには「移行期間」を設けるところもある(撮影/写真部・片山菜緒子)

各自治体でさまざまな変更が行われているが募集案内で初めて知る人がほとんど。なかには「移行期間」を設けるところもある(撮影/写真部・片山菜緒子)

●仕事が続けられない

 全国で2万6千人超を数える待機児童。入園希望者を公平に審査するために「ポイント」を用いるのが一般的だ。その世帯が「どれだけ保育を必要としているか」が点数化され、点数の高い人が優先的に入園できる。

 例えば、両親が共にフルタイムで同点だった場合、「生活保護を受けている」「双子以上」「認可外保育園に預けて働いている」「きょうだいが認可園に在園」などで加点を得れば、優先される。これまでは、「早く認可外保育園に預けて働くことで加点を得て、4月から認可園に」が「必勝パターン」だった。だが、2017年4月入園の選考で、複数の自治体が加点の優先順位を変更。混乱が生じていた。

 冒頭の女性は16年3月、当時1歳だった次男を友人に預けて早期復職。16年度と17年度は5歳までの認可園だけを希望して全滅し、現在は0~2歳児を預かる認証園に通わせている。目黒区でも17年度までは、小規模認可園と認証園は同列だった。それなのに、18年度からは小規模認可園の子どもを優先する、というのが冒頭の基準変更。

「せめて1年前に告知してくれたら、小規模認可園を希望していた。来年度、認可園に入れなければ、仕事が続けられません」


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