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「先生、ブラピ役で」記者が探るオンライン英会話の活用術

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オンライン英会話の教科書

嬉野克也著
定価:1,499円(税込)

978-4877316877

amazonamazon.co.jp

 安価で自宅でも学習できる手軽さが人気のオンライン英会話。ビギナーが感じる悩みも経験しながら、効果的な利用方法を探った。

 今増えているオンライン英会話は、無料通話ソフトの「スカイプ」で、フィリピン人の講師と1レッスン25分間話すというもの。1回200円以下の教室も少なくない。今回は「レアジョブ英会話」「QQイングリッシュ」「ラングリッチ」の3サービスを受講してみた。

 最初こそ、簡単な英語ながら、外国人講師と会話できることに感動していたが、受講3日目。ふと思った。

「あれ、私、話せる範囲で話せることしか話してない…」

 目標を何に置くかは人それぞれだが、私は世間話がしたくて始めたのではなく、英会話を学びたかったはず。そこで、著書に『オンライン英会話の教科書』がある嬉野(うれしの)克也さんに相談すると、

「オンライン英会話だけで話せるようになると思っていると続きません。単語を覚えるなど、インプットは自習で。それを使ってアウトプットする場だと考えたほうがいいですよ」

 私のように1日1時間半も学習時間がある場合、授業は1日1レッスンで十分。それどころか週に2、3レッスンでもいい。授業以外の自習時間を長くとるのが、上達のコツだという。

 各社の教材も試してみた。最初は会話力向上用教材にチャレンジ。写真を見て、状況を説明したり、会話文を読んだりと、さまざま。ただ、残念ながらしっくりくるものはなかった。

 ほかの種類の教材にもチャレンジすると、レアジョブは「DAILY NEWS ARTICLE」という教材が大当たり。毎日違うニュース記事を読んで単語を覚え、その記事についてディスカッションする授業だ。やりがいがあり、途中から授業のほとんどをこのレッスンにした。

 勢いがついてきたが、まだ実践には遠い気がする。当編集部のTOEIC990点ホルダー部員に相談すると、「仕事に直結させるイメージで、準備して臨むといいよ。たとえばブラッド・ピットにインタビューをするとして、質問を考えて取材の練習をするとか」とのこと。さっそく翌日のレッスンは英文でインタビュー項目を考え、取材の練習をした。

「先生、ブラピ役でお願いします」

 英語でそう言ったら大爆笑されたが、英文のミスや「その言い回しは失礼」などと丁寧に指導してもらった。このまま続ければ、ブラピに英語でインタビューする日は近いかも!

AERA 2015年3月2日号より抜粋


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