洋楽カラオケも駆使 TOEIC200点台→750点のテク 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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洋楽カラオケも駆使 TOEIC200点台→750点のテク

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前田洋一郎さんが作っていた単語カード。「“納期”を決めて逆算しないと上達しない」という上司の言葉に影響されて、30歳を前に一念発起した(写真:本人提供)

前田洋一郎さんが作っていた単語カード。「“納期”を決めて逆算しないと上達しない」という上司の言葉に影響されて、30歳を前に一念発起した(写真:本人提供)

愛読の洋書(撮影/編集部・金城珠代)

愛読の洋書(撮影/編集部・金城珠代)

 転職までの短期間に。急な異動…。英語が必要になるシチュエーションには大抵、時間の余裕がない。でも、恐れるなかれ。やるべきことが目の前に迫っていればいるほど成長できると、経験者は口をそろえる。

 どうやって隙間時間を使いこなし、やる気を維持するかが課題だ。入社時に200点台だったTOEICを約1年で750点まで上げ、5年間の米ロサンゼルス駐在を実現した富士ゼロックスの前田洋一郎さん(44)は、「モチベーションは下がるものだ」という前提で勉強を始めた。

 真っ先に始めたのが、単語学習だった。『TOEICテスト900点 TOEFLテスト250点への王道』(杉村太郎著)という本の影響を受けた、ゲーム感覚で単語を覚えるという手法だ。名刺より少し大きなサイズの紙で自作の単語カードを作り、1枚につき1.5秒でストップウォッチをセット。朝と夜の2回戦で、クリアできたものは「◎」の箱へ。わからなかったものはカードケースに入れて一緒に通勤する。そして、電車内や仕事中のわずかな待ち時間に取り出して何度も復習した。

 さらに、スポーツ好きの前田さんは、電車内で英字新聞「Japan Times」のスポーツニュースを読むことを日課にした。既に結果を知っていて、専門用語が読解を助けてくれるため、英語独特の文章の流れに慣れることができ、文法の勉強にもなる。

 特に効果的だったのは、六本木の「洋楽カラオケ」に通ったことだと振り返る。現在は閉店してしまったが、欧米から日本に駐在で来ている外国人が集まるカラオケラウンジで、出会った人たちと歌ったり話したり、次に会う約束をしたりと「生きた英語」に触れた。そのたびに、勉強の先にどんな楽しいことがあるかを確認できたという。

「駐在先の上司にも『ほしいのは通訳じゃなく、ちゃんとコミュニケーションができて、新しい案件を取れる人物だ』と言われました。英語は完璧じゃなくていいと思います」

AERA  2015年3月2日号より抜粋


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