※写真はイメージです (GettyImages)
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 天性の愛されキャラはまさにわんこ……な浮所飛貴さんが、元・犬の役に大抜擢! ドラマ「すきすきワンワン!」は、人生諦めモードの雪井炬太郎(こたろう)[岸優太さん(King & Prince)]が、人間に生まれ変わった愛犬・木ノ宮天[浮所さん]と出会い、夢を見つけていく物語だ。インタビューでは、前回に登場した岸さんとのほほえましいエピソードも飛び出した。「岸くんはもう浮所ファン」と自信満々な理由とは。

【写真】週刊朝日の表紙を単独で飾った浮所飛貴さん

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──てんにとっての炬太郎のように、大切な人が人生諦めモードになっていたらどうする?

 そういうときって、「頑張れ」とか言われても余計「えー」ってなると思うので、何も言わずにそばにいるのが一番心の支えになるんじゃないかなあ。21歳間際になった今[取材当時、※2月27日が誕生日]、そう思います。僕という存在がいることで、明るくなってくれたらいいな。

──てんのように誰かに尽くそうとするタイプ?

 尽くすタイプなんですよね、僕は。人に何かしてあげることが好きなので。たとえば誕生日にサプライズでプレゼントをあげるとか……。家族にもそうしてもらって育ってきたので、記念日は大切にしたいですね。

 昨年の二十歳の僕の誕生日はバラエティーの収録があって、終わったのが遅かったから、家族には「もう寝ていいよ」って伝えてたんです。12時前に「ただいまー」って帰ったら、家は真っ暗だったんですけど、リビングのドアを開けたらみんないて、「誕生日おめでとう!」ってパーンってクラッカーを鳴らしてくれて。ケーキも妹と母親が作ってくれてて。あのときはめっちゃうれしかったですね。

──一番自信のある“尽くした”エピソードは?

 去年、(同じ美 少年のメンバーの)藤井(直樹)が(舞台)「少年たち」の期間中に誕生日を迎えたんですけど、僕が幹事みたいな感じでお店を決めて、(出演している)美 少年とHiHi Jetsのメンバー全員に声をかけて、舞台終わりにパーティーをしました。プライベートで11人が集まったのはそれが初めて。もちろん藤井くんの人柄の良さもあって集まってくれたと思うんですけど、彼自身すごく喜んでたので、うれしかったです。

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