「完全犯罪だと思っていた」35歳女性遺体遺棄の29歳保育士の狡猾な手口 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「完全犯罪だと思っていた」35歳女性遺体遺棄の29歳保育士の狡猾な手口

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警視庁に逮捕された保育士の佐藤喜人容疑者(C)朝日新聞社

警視庁に逮捕された保育士の佐藤喜人容疑者(C)朝日新聞社

 約2カ月半前から行方不明になっていた東京・豊島区の会社員・富塚沙織さん(35)の遺体を山中に遺棄した疑いで警視庁に逮捕された保育士の佐藤喜人容疑者(29)の”鬼畜”過ぎる素顔が次々と明らかになっている。

 富塚さんが行方不明になったのは、9月24日のことだった。行方不明になる理由がなく、警察が防犯カメラを確認すると、夜、帰宅する富塚さんの背後をうろつく男がいたことが判明。それが、佐藤容疑者だった。9月25日、佐藤容疑者が富塚さんの自宅アパートに車で乗りつけたことも確認されていた。

 富塚さんの遺体を、栃木県那須町にある親族の別荘地に運んだとみられる。2日後、27日には再び、別荘地を訪れ、その時は9時間も滞在。捜査関係者がこう話す。

「27日にスコップで穴を掘って埋めたと供述している。また、富塚さんを尾行して、家にカギをかけなかったことを確認して、押し入った。『騒がれたので、首を絞めて殺害した』とも話している。佐藤容疑者は、完全犯罪だと思っていたようだ。任意同行を求めた時も埼玉県の親族宅にいて『何でだろう』ととぼけたことを言っていた」

 佐藤容疑者はフリーランスの保育士で、豊島区内の認可保育園に週5、6日ほど勤務していた。働いていた認可保育園の園長はこう話す。

「佐藤容疑者は、昨年からここで働いており、逮捕前日もごく普通に勤務していた。勤務態度はまじめですよ。事件を知らされて本当に驚いた」

 佐藤容疑者のSNSの自己紹介には、児童福祉や保育の大学、専門学校に通って、保育士の資格を取得したと記されている。

<子ども達のことを第一に考えていきたい>

<将来の夢は自分の園を持って、児童養護施設などの福祉施設を自然の中につくる>

 自身の将来をこう綴っていた。

 だが、犯行は保育士とは思えない狡猾さだった。

「富塚さん宅のスーツケースに遺体を入れて、運び出した。その時、財布や自宅のカギも盗んだ。『スーツケース、財布がなければ、どこか遠くに旅行に行ったと偽装できる』などと説明している。佐藤容疑者は、犯行動機はカネが目的と話をしている。だが、佐藤容疑者の周辺では、わいせつ事件がいくつかあり、似た人物が確認されるなど関与が疑われている」(前出の捜査関係者)

 佐藤容疑者の先のSNSではこう記されていた。

<資金を貯めて40歳になるまでに自然の中に児童養護施設を創りたい>

 これが富塚さんを狙った動機なのだろうか?
(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事


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