女子が欲しい言葉は「頑張らなくていい」? 多部未華子の“家政夫”ドラマ評 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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女子が欲しい言葉は「頑張らなくていい」? 多部未華子の“家政夫”ドラマ評

連載「てれてれテレビ」

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カトリーヌあやこ週刊朝日#カトリーヌあやこ#ドラマ
カトリーヌあやこ・漫画家&TVウォッチャー

カトリーヌあやこ・漫画家&TVウォッチャー

イラスト/カトリーヌあやこ

イラスト/カトリーヌあやこ

 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が「私の家政夫ナギサさん」(TBS系 火曜22:00~)をウォッチした。

【いま女子が一番求めている!?「ナギサさん」の画像はこちら】
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 製薬会社のMR(医薬情報担当者)の相原メイ(多部未華子)は、仕事は出来るのに、家事能力ゼロの28歳独身女子。そんな彼女の元にスーパー家政夫おじさん・鴫野(しぎの)ナギサ(大森南朋)がやって来る。

 なんつーか最近のドラマのヒロインは、恋愛に対して淡泊だ。先日再放送していた「やまとなでしこ」(フジテレビ系)のヒロイン・桜子(松嶋菜々子)のアグレッシブ恋愛狩猟民族っぷりに比べたら、ウブなことこの上ない。

 いい男を捕まえるために努力を惜しまなかった女たち。そんな争いに疲れ果て、もうジャージーで縁側に寝っ転がってビールぐびぐび飲んだらいいじゃーんと開き直ったアジの開き、干物女・蛍(綾瀬はるか)が登場したのが「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系)だ。

 本作のヒロイン・メイは干物女と言うほど開き直っちゃいない。部屋はそこそこ散らかっているけど、それは家にも仕事を持ち帰っているせい。真面目か。干物は干物でも真空パックの干物的な無菌状態。

 母・美登里(草刈民代)は娘に仕事とプライベートの両立を説き、「あなたなら出来る」と呪いをかける。スーパーの総菜コーナーでポテサラを手にした女性に、「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」とか言ったどこぞの高齢男性のような「あなたなら」「母親なら」「女なら」という呪い。


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