「とくダネ!」リモート出演の下重暁子「遠い外国との中継をつないでいる感じ」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「とくダネ!」リモート出演の下重暁子「遠い外国との中継をつないでいる感じ」

連載「ときめきは前ぶれもなく」

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下重暁子週刊朝日#新型コロナウイルス
下重暁子(しもじゅう・あきこ)/作家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。主な著書に『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』ほか多数

下重暁子(しもじゅう・あきこ)/作家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。主な著書に『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』ほか多数

写真はイメージです(c)Getty Images

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 人間としてのあり方や生き方を問いかけてきた作家・下重暁子氏の連載「ときめきは前ぶれもなく」。今回は「会話の大切さ」について。

【写真】人柄がにじみ出てる?!「とくダネ!」の司会者小倉智昭さん

*  *  *
 昨年の十二月から月に一度、テレビの生番組に出ている。朝八時から九時五十分まで、フジテレビの「とくダネ!」である。司会者は小倉智昭さん。長寿番組だけあってその人柄がにじみ出ている。

 私の役割は、ゲストコメンテーターといったところだろうか。なにしろ生番組なので、五時半起きで六時に迎えが来て、お台場に六時十五分ぐらいに到着。ヘアメイクをして打ち合わせをすませ、すぐ本番である。

 昔NHKでアナウンサーだったし、その後民放のキャスターを務めていたので、生番組は大好きだが、早起きが苦手だ。何をまちがったか、生まれたのが暁の頃だったので暁子という名前だが、その時刻に起きていたためしがない。夜は何時でも平気だが。

 年を重ねると早起きになるという説があるが、人によって全く違う。五木寛之さんは相変わらず深夜に仕事をして、暁を過ぎて眠るというから、自分に合ったタイムテーブルで生きればいい。私は日頃は十時頃目覚めて、午前中は使い物にならず、午後から仕事をする。したがって昼、夜二食しか食べない。あとは座っている仕事だから、時々立ち上がっておやつを食べる。

 朝五時半に起きるなんてもってのほか。気になって一睡もできないこともある。それでもスタジオに入ると、特に生放送の緊張感が好きでなんとか番組放送中はしゃんとしている。

 ところがここへ来てコロナの襲撃である。最初は七十歳以上のゲストは出演できないという話もあったが、別室からなら可能だということで、急遽出演することになった。

 最近はどの番組もMCとゲストは別々に出演するいわゆるリモート出演が当たり前になってきた。MC二人が別々の場所にいたり、自宅や病院や他の場所からの出演が相次ぐ。私の場合は、お台場のフジテレビ内に小部屋が用意され、モニターとカメラとAD(アシスタントディレクター)がついて放送が始まった。


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