「レインボーラムネ」大ブレーク ふるさと納税の返品は10分で品切れ (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「レインボーラムネ」大ブレーク ふるさと納税の返品は10分で品切れ

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粟野仁雄週刊朝日
奈良県生駒市のイコマ製菓本舗=撮影・粟野仁雄

奈良県生駒市のイコマ製菓本舗=撮影・粟野仁雄

イコマ製菓本舗の平口治社長と「レインボーラムネ」=撮影・粟野仁雄

イコマ製菓本舗の平口治社長と「レインボーラムネ」=撮影・粟野仁雄

 アマゾンの商品券など「ふるさと」と無関係な返礼品が「ふるさと納税」で横行する中、奈良県生駒市では返礼品として「イコマ製菓本舗」(平口治社長)の球形ラムネが超人気だ。

【写真】「レインボーラムネ」はこちら

 7個入り1セットで10セットが350円。家内工業で生産量が限られる中、同市が2014年からふるさと納税の返礼品としたこともあり、直接申し込むはがき抽選は20倍を超える。市が2月6日に1万、3万、5万円と3コースをふるさと納税としてネット募集すると10分で底をつき打ち切った。

 3月と9月の予約販売のみ。しかも毎回、抽選になる。同社のホームページでは1月31日付で、3月の予約販売について「本年はふるさと納税返礼品生産のため中止させていただきます」という案内が出た。

 2月13日、近鉄生駒駅近くの住宅街の一角にある工場を訪ねた。工場前で1人1セットに限り少量販売していた。「今日は朝7時40分から並びに来て10時には売り切れました」と71歳の平口社長。コーンスターチと北海道産の「ビートグラニュー糖」が主材料だが製法は企業秘密だという。「攪拌(かくはん)工程だけは絶対、他の人にはさせません。たこ焼きのように外側がカリッとして中が柔らかいものを目指しているけど難しい。まだ8割くらいの完成度かな」

 父の家業を継いだ平口さんが、時代の流れを読んで商品を開発した。

「野球が好きで昔は巨人ファンだったのですが、「ドーハの悲劇」(1993年)があんなに話題になり、サッカーの時代やと思ってラムネをサッカーボールの形にしました。シュートの軌跡をテレビで虹みたいにしていたのを見てこれやと思いました」

「レインボーラムネ」と登録商標したが七色ではなくピンク、黄、青、白の4色。「七色だと手間がかかり過ぎるんです」

 少し甘酸っぱくヨーグルトにも似た味。「最初、堺市の若い女性がインターネットで『おいしい』と書いてくれて売れ出した」。日本テレビ系のバラエティー番組「秘密のケンミンショー」で紹介されて爆発的な人気になった。


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