「ぬか漬け男子」増殖の背景は…おばあちゃんの味が食べたい? (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ぬか漬け男子」増殖の背景は…おばあちゃんの味が食べたい?

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浅井秀樹週刊朝日
ぬか床の一例  (c)朝日新聞社

ぬか床の一例  (c)朝日新聞社

本文中の50代男性が2週間以上ほったらかしにしていたキュウリの古漬けに無印良品の発酵ぬかどこ (撮影/堀井正明)

本文中の50代男性が2週間以上ほったらかしにしていたキュウリの古漬けに無印良品の発酵ぬかどこ (撮影/堀井正明)

 いろいろな野菜を簡単に食べることができるぬか漬け。昔懐かしい、おばあちゃんの味を求めて、気軽にお酒のおつまみやご飯のお供を作ってみようと、「ぬか漬け男子」が着実に増えている。

【写真】2週間以上ほったらかしにしていたキュウリの古漬けと無印良品の発酵ぬかどこ

*  *  *
「キュウリが簡単でおいしい。そのほか、ニンジンやダイコン、カブなどを漬けています。家族はおいしいと言ってくれています。ぬか床がまだ安定していないようなので毎回、味は違います。ぬか床が安定してきたら、普段入れている野菜だけでなく、肉や魚、チーズなどを漬ける応用編にも挑戦してみたいです」

 こう話すのは都内の会社に勤める40代男性。おばあちゃんが作ってくれたぬか漬けを食べたいと、2年くらい前から自分で作り始めた。最初はネット通販でぬかと陶器の容器を購入。ぬかに塩や水を混ぜてぬか床を作り、昆布やカツオ節、山椒(さんしょう)、唐辛子を入れて整え、くず野菜を入れる捨て漬けもした。

「最初の捨て漬けのときはシンナーのような臭いがして、挫折する人も多いようですが、2週間ぐらい経てば落ち着きます」

 この男性が住む近所には同じく40代で、ぬか漬けをしている男性がいる。お互いに情報交換もしている。近所の男性は、ぬか床にミカンの皮を乾燥させて入れており、フルーティーな感じのぬか漬けになっているのだという。

 東京に単身赴任中の50代男性も、ぬか漬けにはまった一人だ。

「ぬか漬けに目覚めたのは数年前で、下町の焼き鳥屋さんで食べたのがとてもおいしかったので、自分で始めました。今は無印良品から出ている『発酵ぬかどこ』を購入し、主にキュウリを漬けています」

 ぬか床は購入時点でできあがった状態だったため、野菜などをすぐ漬けることができたという。

「ご飯の友ですね。ぬか床を冷蔵庫から出しておくと発酵が激しくなる感じがしますが、冷蔵庫に入れておくと発酵がマイルドになるように思います」

 詳しい統計データはないが、ぬか漬けが男女を問わずに注目されるのは、最近の発酵食ブームに加えて、健康志向の人が増えているからのようだ。ぬか漬けにすれば、野菜をたくさん、おいしく食べることができる。


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