映画「魂のゆくえ」 傑作「タクシードライバー」の脚本家による問題作 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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映画「魂のゆくえ」 傑作「タクシードライバー」の脚本家による問題作

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長沢明週刊朝日
(c)Ferrocyanide,Inc. 2017.All Rights Reserved.

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「魂のゆくえ」が4月12日から全国で公開される。ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」。そこで牧師を務めるトラー(イーサン・ホーク)は、彼自身の考えや出来事を包み隠さず記録した日記を書き続けるような敬虔な日々を送っていた。

【「魂のゆくえ」の場面写真はこちら】

 ある日、礼拝に来ていた若い女性メアリー(アマンダ・セイフライド)から「夫と話をしてほしい」と相談を受ける。その男マイケル(フィリップ・エッティンガー)は、地球の温暖化など未来に思い悩むあまり、メアリーの出産に反対していた。トラーはマイケルの絶望に戸惑いながらも、必死に説得しようとするが……。やがて自らの所属する教会が大きな問題を抱えていることを知り、彼の信仰心は次第に揺らぎ始めていく。

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★
ああ、またやってるポール・シュレイダー! この人、ほんとに自分の心の傷口に塩を塗る孤独な男を語るのが好き。長年信じてきた教会の在り方に失望、傷つき怒る誠実な聖職者の姿が痛ましく、見た後に残るのは悲しみ。


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