──素顔のジュヒョクさんはどんな方?

 おじさんみたいだと思います(笑)。流行にも疎いし、音楽も懐メロみたいなものが好きだし、寒い時期は電気マットの上でじっとしていますから。同年代や年下の方より、年上の方と一緒にいるほうが気が楽なので、周囲の方に影響されている部分もあるかもしれません。

──プライベートで好きな時間は?

 ごろんと天井を見上げているとき。何も起きない、平和な時間が好きですね。

──お休みの日も家にいることが多い?

 季節と天気によりますね。夏は暑いし、冬は寒いし、なかなか出かけるチャンスがないですね(笑)。春と秋の天気のよい日が好きです。そんな日には歌を聞きながらあちこち歩き回ったりもします。散歩が好きなんです。空がキレイなら写真を撮ったりしますし、美しい風景を見ると感動します。センチメンタルなところがあるので、それで周りからも「おじさんみたい」って言われるのかもしれません。

──その感受性が、演技にも生かされている?

 蓄積していけば、それが強みになるかもしれませんね。

──肉体美でも知られていますが、トレーニングをする時間は?

 鍛えている時期は週末以外は毎日ジムに通うのですが、撮影があるときはぜんぜん通えません。今はドラマの撮影中なのでジムに通っていませんが、撮影が終わったらまた鍛えようかなと思っています。

──早くジムに通ってトレーニングをしたい?

 いえ、トレーニングは大嫌いです(笑)。すごく大変なので。でも、役作りのためにやっています。

──11月24日には日本での単独ファンミーティングがありましたが、いかがでしたか?

 日本の皆さんに愛されていることを実感しました。ファンミーティングが決まったときからすごく楽しみにしていましたし、とても楽しい幸せな時間を過ごし、いい思い出を持ち帰れることになりました。早くまた皆さんに会いたいです。

──この先目指す、俳優像・男性像は?

 たくさんの人に愛されて、安定的に演技を続けていける俳優でありたいです。人生を振り返ったときに、悔いがないようにしたいですね。そして自分と出会った人たちに、「ジュヒョクに会って幸せだった」と思っていただけるような存在になることも目標です。

──ファンの方はジュヒョクさんから元気をもらうわけですが、ジュヒョクさん自身の元気の源は?

 僕自身もファンたちの愛や応援によって元気をもらっています。

──最後に、ファンの方にメッセージを。

 いつも愛してくださってありがとうございます。がんばってたくさんのいい作品やいい演技で皆さんにお返ししたいと思っているので、これからもずっと僕を愛して応援してください。

(構成/本誌・野村美絵)

※週刊朝日 2018年12月14日号

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