松山英樹以来! “アジアアマ”の頂点に立った金谷拓実の特徴は? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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松山英樹以来! “アジアアマ”の頂点に立った金谷拓実の特徴は?

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日大で活躍、アマ37冠で92年にプロ入り。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制している

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日大で活躍、アマ37冠で92年にプロ入り。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制している

金谷君、おめでとう (c)Gettyimages

金谷君、おめでとう (c)Gettyimages

 そこまでいけると強いですよ。いつも安定した成績を残せて、ちょっとハマった瞬間に優勝できるようになる。金谷君の場合は、それがこういうビッグタイトルであり、マスターズ行きの素晴らしい切符をつかんだ。これはもう、彼がそういう星の下に生まれてるってことなんでしょうね。

 難しいのは、プロの世界に入ってもこれを継続していかないとダメってことですね。アマチュアのときに突発的に好成績を残せる人は、いっぱいいるんですよ。これを、我々の世界に飛び込んできても、できなくちゃいけない。そのためには何が必要なのかを考えるのが、これからの課題になってきますね。とにかくいまは、おめでとうしかありません。

 米PGAツアーの開幕戦「セーフウェイオープン」(10月4~7日、米カリフォルニア州ナパのシルバラードリゾート)は、30歳のケビン・ツエー(米)がツアー初優勝を飾りました。僕はすごく懐かしい気持ちになりました。彼のお父さんのボブさんは、1986年の全米プロ選手権を含め、米ツアー8勝を挙げたゴルファーだったんです。僕がアメリカを拠点にしてたころ、しょっちゅう一緒になって。20回以上は同じ組で回ったんじゃないかなあ。パーソナリティーは完璧な人だったと記憶してます。

 アメリカの選手はファンキーな人が多かったですけど、そういうところがまったくなく、いつも落ち着いてる印象ですね。初優勝の息子が「いまは何も頭に言葉が浮かんでこない。たぶん父は涙を流していると思います」ってコメントを残してますけど、実際に泣いてたと思いますよ。ほんとに優しい方でしたから。あっぱれ、親子鷹ですね。

週刊朝日  2018年10月26日号


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丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

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