「1人当たりの客が使ってくれる1年間の金額がこれまでは6万円を超えていたのに、今年4-6月では5万9569円と、6万円を割り込んでしまった。高い利益率を維持するのは相当大変だと思います。株価急落は企業としての可能性が不確実の方に捉えられ、機関投資家を中心に売りが増えたのではないでしょうか」(原田部長)

 前澤氏&剛力の「露出」ばかりが際立ち、前田氏&石原は控え目なイメージだが、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏はどう見るのか。

「女優としては、それは石原さとみのほうが先輩でもあるし、ひくてあまたで上でしょう。ただ、今のところ、剛力のほうが話題性抜群です。前澤社長はマスコミにもガンガン発言する。前田社長はハデなことは言わないけど、誠実さがあって、結婚相手にはいいのかもしれません。ファンにとって結婚相手の顔がハッキリ浮かんでしまうと、『あぁ、あいつと結婚するのか』と、かえって嫉妬を買ってしまいがちですから」

 前澤、前田両氏はツイッターではそれぞれ2ショットを公開し、良好な関係をアピール。両社は仕事でもコラボしていきたいようだ。

「前田さんは日本でも最大手の生配信サービスの経営者ですよ。アーティストや視聴者も若い人が多く、いろんな可能性を秘めています。それはモテますよ。こうなってくると、アイドル同士でケンカというか、代理戦争みたいになっています。どっちの交際がハッピーエンドなのか。前澤さんも、『みんなも目指せIT社長 稼いで稼いで稼ぎまくれ』とツイートし、嫉妬するより稼げというようなメッセージで煽ってますからね」(ITジャーナリスト)

 女優のイメージにとって結婚はマイナスではないのだろうか。

「石原はもう31歳なので、結婚したとしても、人気がそんなに下がるとは思えない」(佐々木氏)

 一方の前澤氏は剛力と結婚する意志はないと雑誌のインタビューで語っていた。所属事務所も「剛力が現在、月に行く予定はない」とアナウンスした。

「もしかしたら世界初の月に出かける女優誕生となれば、話題性もあり、エンターテインメントとして楽しめますね」(佐々木氏)

 どうやら露出度としての軍配は剛力・前澤ペアに上がるようだが、くれぐれも交際が株価のように急落せぬよう……。(本誌・上田耕司)

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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