――そこは日大側がいう、いわゆる「指導の受け取った側の乖離」、これは一切ないというふうに、ご自身はお考えでしょうか?
宮川:はい。自分としてはそういう意味で言われてる以外にはとらえられなかったので、「やるしかない」と。
――もし、これを拒否していたら、どうなっていたとお考えでしょうか? やってしまってもこのようにフットボールをできなくなった可能性も高いし、やらなかったらやらなかったで、やはりまたフットボールができなくなる現状が起きていたんでしょうか? いかがでしょうか?
宮川:この週、試合前、まず練習に入れてもらえなかったっていうのもありますし……どうなっていたかははっきりはわからないです。けども……今後ずっと練習に出られない、そういう状況にはなりたくなかった、という気持ちです。
――ご自身にとって、アメリカンフットボールというのはどのような存在なんでしょうか?
宮川:私自身、高校の頃からアメリカンフットボールを始めたんですけども、コンタクトスポーツを初めてやるということもあって、とても楽しいスポーツだなと思い、熱中していました。ただ、大学に入って、厳しい環境といいますか、そういうもので徐々に気持ちが変わっていってしまったのもあります。
――気持ちはどのように変わっていったんですか?
宮川:好きだったフットボールが、あまり好きではなくなってしまった、というのがあります。
――それはどうしてでしょうか?
宮川:厳しい環境に身を置くことになってしまったので、何が原因かはわからないですけど、徐々に気持ちが好きではなくなってしまったのかな、と思っています。
――今後、自分ではどのように過ごしていくことが望ましいと考えていらっしゃいますか?
宮川:もちろん、アメリカンフットボールを今後、僕が続けてという権利はないと思ってますし、この先アメリカンフットボールをやるつもりもありません。なので今のところ、何をしていくべきなのかもわからない状況です