「政治家が命をかけてない時代」石破茂が語る北朝鮮と総裁選 (2/7) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「政治家が命をかけてない時代」石破茂が語る北朝鮮と総裁選

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直木詩帆週刊朝日
石破茂(いしば・しげる)/1957年、鳥取県出身。79年に慶応義塾大学法学部卒業後、旧三井銀行に入行。鳥取県知事などを務めた父の死後、田中角栄元総理に後を継げと言われたことがきっかけで退社。86年の衆院議員選挙に自民党から出馬し、当時最年少の29歳で初当選。93年に離党し、新生党、新進党を経て97年に復党。防衛大臣、農林水産大臣、初代地方創生・国家戦略特別区域担当大臣などを歴任、自民党政調会長、幹事長も務めた。水月会(石破派)会長。(撮影/写真部・大野洋介)

石破茂(いしば・しげる)/1957年、鳥取県出身。79年に慶応義塾大学法学部卒業後、旧三井銀行に入行。鳥取県知事などを務めた父の死後、田中角栄元総理に後を継げと言われたことがきっかけで退社。86年の衆院議員選挙に自民党から出馬し、当時最年少の29歳で初当選。93年に離党し、新生党、新進党を経て97年に復党。防衛大臣、農林水産大臣、初代地方創生・国家戦略特別区域担当大臣などを歴任、自民党政調会長、幹事長も務めた。水月会(石破派)会長。(撮影/写真部・大野洋介)

林:はい、そうですよね。

石破:大陸間弾道ミサイルは、飛ばすこと自体はそんなに難しくないんですが、大気圏に再突入させ、何千度という高温に耐え、実際に着弾して爆発させるという技術はかなり高度なものと聞きます。

林:そうなんですか。

石破:ですから北朝鮮の長距離核ミサイルが、アメリカまで届いてちゃんと爆発するかどうか。それよりも日本にとっての脅威は、いわゆるノドン級の中距離もしくは短距離のミサイルです。北朝鮮はこれらを20年ぐらい前から200~300発持っていると言われています。つまり20年も前から、日本全体が北朝鮮のミサイルの射程に入っているわけです。この事実を考えると、「いざとなったらおまえの国の原発にミサイルを落としてやるぞ」という脅しがまったく無意味だと私は思いません。

林:ただ、脅しが過ぎる感じがありませんか。「先にやっちまえ」という機運が高まると困りますよね。

石破:そういう議論にポンと飛ぶ人もいるんだけれど、日本には北朝鮮を攻める能力なんてゼロです。

林:本当ですか? 「十分に戦える能力を持っている」と軍事の専門家の方に聞いたことがありますよ。


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