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子どもの「受験うつ」には変顔が効果的? 「母親の孤独」が原因のケースも

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永井貴子,前田伸也週刊朝日

「受験うつ」が増える時期(※写真はイメージ)

「受験うつ」が増える時期(※写真はイメージ)

 もうすぐ到来する受験シーズンを前に焦る受験生たち。しかし、大事な時期にも関わらず「受験うつ」が増える時期でもある。専門家らが対策を指南する。

 家庭教師グループ「名門指導会」代表の西村則康さんも、受験生のみに症状が表れる大学受験と異なり、中学受験の場合は親子で発症するケースが多い、と警鐘を鳴らす。「予備軍も入れると8割。ギリギリの線でとどまっている家庭はたくさんあると思います」

 西村さんは「母親の孤独」が原因とみる。父親が高学歴で、中学受験の経験もあると、無関心になりがちだそうだ。関わると成功体験の押しつけになるからよくない、と自制するからだ。すると母親は父親に相談を持ちかけることもできない。父親は「人間がんばればなんとかなる」という強い理念を持ち、その証拠として現在の地位があると信じている。それが無言のプレッシャーとなり、母親にのしかかる。すると、母親は子どもの成長しか楽しみがなくなり、それが生きがいとなる。だから、子どもの成績が上がると子ども以上に喜び、下がれば子どもよりも落胆する。西村さんによると、医者や弁護士といった裕福な家庭の一人っ子と母親がその症状になりやすいという。


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