ミッツ・マングローブ「進化も退化も感慨もなし。森高千里の『他人事』性の凄み」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッツ・マングローブ「進化も退化も感慨もなし。森高千里の『他人事』性の凄み」

連載「アイドルを性せ!」

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ミッツ・マングローブさんが「森高千里」を語る

ミッツ・マングローブさんが「森高千里」を語る

ミッツ・マングローブ「進化も退化も感慨もなし。森高千里の『他人事』性の凄み」(※写真はイメージ)

ミッツ・マングローブ「進化も退化も感慨もなし。森高千里の『他人事』性の凄み」(※写真はイメージ)

 ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、「森高千里」を取り上げる。

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 42歳・働き盛り。音楽業界にとっても、私はおそらく最後の『ヘビー・ミュージック・ユーザー』世代かもしれません。その役割を果たすべく、コンサートはもちろん、CD、アナログの復刻・再発モノや記念盤、ボックスセットなど、とにかく音楽への消費活動に勤しみながら、『大人になった証』を実感している次第です。

 特に今年は『隠れたアイドル豊作年』である87年組のデビュー30周年ということもあり、工藤静香さんのアニバーサリーイベントで仕事させて頂いたり、酒井法子さんと番組でご一緒させて頂いたり、光GENJIに至っては『かーくん』こと諸星和己さんにお願いして『2017年現在の光GENJIメンバー全員のサイン』という、すでに伝説レベルのお宝をもらってきて頂いたりと、職権乱用・公私混同万歳な日々を送っています。

 そんな中、森高千里さんのライブに行ってきました。森高さんも『ザ・87年組』です。他の同期たちに比べると若干遅咲き(最初のベストテンヒットは89年の「17才」)でしたが、その後の活躍はアイドル歌手の枠を超え、言わば『アイドル』と『アーティスト』というふたつのビジネススタンスを両立させた初めての女性であると同時に、モーニング娘。を始めとするハロプロ系や、2次元、2.5次元を含めた今のクールジャパン的アイドルコンセプトの原点とも言える存在です。


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