評価分かれる…全米熱狂の「ワンダーウーマン」は懐メロ風? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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評価分かれる…全米熱狂の「ワンダーウーマン」は懐メロ風?

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ヒーロー映画「ワンダーウーマン」が8月25日から全国公開されてい(※写真はイメージ)

ヒーロー映画「ワンダーウーマン」が8月25日から全国公開されてい(※写真はイメージ)

 ヒーロー映画「ワンダーウーマン」が8月25日から全国公開されている。ワンダーウーマンを演じるのは「世界で最も美しい顔100人」の2位に選ばれたミス・イスラエルのガル・ガドット。アメリカでは社会現象化するほど、今年最大のヒット作となっており、ガドットは一躍スターダムに。

 外の世界とは隔離された特別な島、パラダイス島。そこには女性だけのアマゾン族が暮らしていた。ダイアナ(ガル・ガドット)はそのプリンセス。彼女も戦士となるべく日々鍛錬を積んでいた。ある日、海に不時着したパイロットのスティーブ(クリス・パイン)を助けるが、彼はダイアナが生まれて初めて見る男性だった。その彼の話から外の世界で戦争が起きていることを知る。彼女は自身の力で世界を救いたいと強く願い、二度と故郷には戻れないことを知りつつ、故郷を後にする。

 長い船旅から目を覚ますと、そこは第1次大戦中のロンドン。彼女は、初めての世界で何を見て何を知るのか。そして何のために戦い、なぜ美女戦士へとなっていくのか?

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:超オススメ、ぜひ観て
凛々しく、たくましく、素直でやさしい美女が阿修羅のごとく闘う姿を見るのは愉快。物語とヒロインがギリシャ神話の世界から一気に第1次大戦の戦場に駆けこんでも違和感はなく、懐メロ風の仕立てにほっと心がなごむ。

■大場正明(映画評論家)
評価:ヒマだったら……
世界を救う美しくパワフルな女性ヒーローには新鮮さを感じる。神話の世界や第1次世界大戦の攻防、一枚の写真からよみがえるロマンスや友情、未知の世界への冒険など、ここまで詰め込むと、さすがにまとまりに欠ける。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:なかなかGOOD!
自分の運命を切り開く強い女性を見るとやはり興奮します。男がいない島で育ち、新しい世界で恋心を抱き、本から学んだとは思えないほどキスがうまかったから笑えた。女性監督ならではのアクションの繊細さが凄い!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:超オススメ、ぜひ観て
高水準。原作にもあるアメリカ的な自由と正義の理想主義がうまくストーリーに織り込まれていて、世界の不安定な情勢に対して魅力的に作用。原作にもあるフェミニズムの要素もユーモアを交えていて堅苦しくない。

週刊朝日 2017年9月1日号


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