共感できれば大丈夫? 「タラレバ娘」批判する人こそヤバイ!? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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共感できれば大丈夫? 「タラレバ娘」批判する人こそヤバイ!?

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(c)カトリーヌあやこ

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 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、原作の震えるようなホラー風味がない「東京タラレバ娘」(日本テレビ系 水曜22:00~)について、批判している人こそ真のタラレバ女だと指摘する。

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「キレイになっタラ、もっといい男が現れる」「好きになれレバ、結婚できる」と、タラレバ言ってたら、あっという間に30代。独身女の臓腑をえぐるような漫画(東村アキコ原作)に比べると、ドラマはずいぶんソフトな仕上がりだ。

 ドラマ版のタラレバ娘たちは、原作より3歳若い30歳。2020年に開催される東京五輪について、ヒロインたちは語る。「大丈夫、さすがにその頃までには結婚してるから」

 ドラマの場合、3年後の五輪時には33歳(やっと本来のスタート地点)。しかし漫画の連載開始時、五輪は6年後。つまり33歳+6年で、五輪の頃は39歳ですよ。日本中が浮かれているだろう、五輪の真っ最中に独身で、39歳で!という焦り、動揺、絶望。ドラマ版には、この震えるようなホラー風味はない。

 そもそもヒロインたちを演じる吉高由里子、榮倉奈々、大島優子は20代、まず肌のツヤが違う。居酒屋で吠えまくっても、画面がキラッキラしてる。吉高演じる倫子だけに見える幻想、鱈の白子のタラちゃん&レバテキのレバちゃんから「お前は一生独身だァァァ」と、血の気が引くようなツッコミを食らっても、どこかメルヘン。漫画表現で言えば、切迫した「白目感」が不足気味だ。


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