揺るがない日ハム有利 東尾修「SBに王者の強さ感じない」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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揺るがない日ハム有利 東尾修「SBに王者の強さ感じない」

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
22日のソフトバンク戦で盛り上がる日本ハムの(右から)中田、大谷ら (c)朝日新聞社

22日のソフトバンク戦で盛り上がる日本ハムの(右から)中田、大谷ら (c)朝日新聞社

 パ・リーグ優勝を争う日本ハムとソフトバンク。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、日本ハムが有利だと断言する。その理由は?

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 日本ハムとソフトバンクの最後の直接対決となった9月21、22日の2連戦で、日本ハムが連勝。ついに優勝マジックが点灯した。ビジターで連勝し、圧倒的優位に立った。本欄を読んでくださるときには、日本ハムがさらに差を広げているかもしれない(27日現在、日本ハムがマジック1)。

 残り試合が少なくなっても僅差で優勝を争っている場合、まず考えるべきは、残る対戦相手はどこか、有利に戦えるホームでの試合数がどれだけ残っているか、だ。その点、日本ハムの優位は揺るがないよ。ソフトバンクは3位のロッテと3試合を残している。一方、日本ハムは楽天、オリックス、西武といった下位球団との対戦ばかりで、ロッテとは1試合しかない。しかも、日本ハムのほうがホーム試合を多く残す。

 8月中旬以降にこの2チームのマッチレースになったとき、この最後の2連戦までもつれるだろうと思った。2連戦に照準を合わせ、しっかりと準備してきたのが日本ハムと言えるかもしれない。

 右手中指のマメでしばらく登板できなかった大谷の復帰プランも、2連戦初戦での先発から逆算して調整してきた。逆に、ソフトバンクの勝ち頭の和田は疲労をため込んでいて、この2連戦に投げさせるのが難しかった。勝負どころで、主力投手の状態に差があった。

 21日に先発した大谷の投球は「素晴らしい」の一言につきる。大一番で大切なことは、勝てる投球をすることだ。立ち上がりは決して状態がいいとは思えなかったが、8回で112球。長いイニングを投げきった。さすがエースだ。

 小細工をせず、オーソドックスに自分のいい形で投げていた。序盤、160キロ前後の直球は打者が狙ってもファウルになった。その直球とフォークボールとのコンビネーションを続けた。打者がこの2球種の見極めに集中してくると、中盤からはスライダーやカーブを交えた。回を追うごとに球種に広がりを持たせ、六~八回はソフトバンク打線を無安打に封じた。昨年と比べ、自分をコントロールする力が上がっているのではないか。


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