北原みのり「三浦瑠麗を真似してみた」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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北原みのり「三浦瑠麗を真似してみた」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

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三浦瑠麗さんの話法を研究したら、なんと…(※イメージ)

三浦瑠麗さんの話法を研究したら、なんと…(※イメージ)

 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。オジサン社会で、女の声を通すための方法がわかったという。

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 女友だちと会うと、なぜか三浦瑠麗さんの話題になる今日この頃。ご存知のとおり今をときめく国際政治学者で、東京大学卒業、30代、美人。私たちの話題は残念ながら「ご活躍素晴らしいよね」というものではなく、「なぜオジサンは三浦瑠麗さんが好きなのか」である。そうですよね。オジサンは右も左も関わらず、メロメロですよね。

 確かにテレビ討論などを見ていると、三浦瑠麗さんの存在感は圧倒的だ。言葉は悪いが、たとえご発言に中身がなくても、自信に満ちた調子で場を制する様子は、対論側が視野狭く、物知らない人に見えてくるほど。

 先日、友人が、大発見をしたという感じで言った。「会社で三浦瑠麗を真似してみた」と。ふだん、会議でオジサンたちに疎ましがられるのを感じている彼女。ものは試しにと、テレビ討論の三浦瑠麗さんの話法を研究したのだという。

 それはまず顎を引き、首を傾け、上目遣いで相手をじっと見つめることからはじまる。語る時も同様、首を傾げたまま、斜め下から目力強めに、でも口元には笑みを忘れず、かといってそれは媚ではなく寛容と不敵さを絶妙に混ぜること。そして発言する時も、自分の意見をまず述べない。まずは「◯◯さんが仰ることはごもっともなんです」と肯定した上で、「◯◯さんが仰るのは、こういうことですよね」と頼まれてもいないのに解説をし、それから「ただ私が申し上げたいのは2点です」と論点の数を言ってから意見を言う。


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