原宿竹下通り商店会 ワシントンハイツとオリンピック (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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原宿竹下通り商店会 ワシントンハイツとオリンピック

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太田サトル週刊朝日
表参道のポール・スチュアート青山店に残る石垣

表参道のポール・スチュアート青山店に残る石垣

 原宿竹下通り商店会副会長の新井和明さんは、昭和20年原宿生まれ、原宿育ち。

「渋谷川が流れる静かな街でしたからね。子どものころの遊び場といったら、東郷神社の境内でした」

 表参道は、その名のとおり明治神宮の「参道」としてにぎわっていた。

「原宿駅前の、ポップコーン屋さんやジャニーズショップの行列ができているあたりに参詣客向けの土産物屋や食堂が並んでいました。いわゆる門前町ですよね」

 表参道は、大正時代に整備された石垣が並ぶ通りだった。今も表参道ヒルズの向かい、ポール・スチュアート青山店に残る石垣が、その名残を伝えている。

 戦前は陸軍練兵場だった現在の代々木公園は、連合国に接収され、米軍の居住施設「ワシントンハイツ」となった。新井さんは言う。

「将校の家族向けの店ができたりしました。キデイランドもそのひとつですね」

 アメリカからワシントンハイツが返却されることになり、原宿は激変する。

「東京オリンピックですよ」


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