ルーツには「日本ワインの父」 人気高まる“黒い女王”

日本ワインの食卓

2015/06/06 16:00

 ブラック・クイーン(黒い女王)。強烈な印象を持つワイン名はブドウの名前だ。このブドウは1927年に、「日本ワインの父」と呼ばれる川上善兵衛によって交配されて作られた。黒々とした果皮に、一般的な赤ワイン用ブドウの約3倍という強い酸味。そのため、ワインブドウとしては主流にはなれず、長野県安曇野市にあるスイス村ワイナリーでも、ワインやジュースの色付けや酸味を補うために使われてきた。

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