軽度認知障害の記者 NHK出演を決断した理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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軽度認知障害の記者 NHK出演を決断した理由

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3月初旬に電話が…

3月初旬に電話が…

 認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)は治るのか。早期治療実体験ルポを続ける「ボケてたまるか!」の筆者・山本朋史記者にNHK特番(放送は総合テレビ27日夜10時)から出演依頼がきた。まだ回復途上だが、治療の一環と引き受けたという。そのようすを記者自身がレポートする。

*  *  *
 NHKが認知症キャンペーンに力を入れているのは知っていた。認知症が社会問題化してから、NHKはニュースを大きく取り上げた。昨年、7年前に行方不明になった認知症患者の身元がわかり家族と対面できたのも、NHKスペシャルの認知症特集がきっかけだった。

 そのNHKから、出演の依頼がぼくにきた。3月初旬、NHKエデュケーショナルの成田花緒里さんからの電話が端緒だった。成田さんとはぼくが昨年11月に認知症サミットの後継イベントでオープニングスピーチをした際に、朝田隆医師に紹介された。主に科学番組を担当するプロデューサーである。

「山本さんに詳しく話を伺って番組を作れないかと思っています。時間をとっていただけませんか」

 ぼくは戸惑った。週刊朝日で連載中、友人に頼まれてBS11の報道番組に朝田医師と出演したことはある。でも、NHKとなると……。視聴者数は多いし影響力が大きい。とにかく話を聞いてみることにした。ぼくがメールで候補日をいくつか挙げると彼女は即決した。

「では、明日の午後に」

 簡単な企画書を携えた成田さんと会った。


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