藤巻健史「日銀が米国のまねをしたら倒産の危機」
連載「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」
“伝説のディーラー”と呼ばれモルガン銀行東京支店長などを務めた藤巻健史氏は、米国の利上げの方法を日銀はまねできないという。
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冒頭から下品な話で恐縮だが、落語で聞いた小話だからお許しを。
もっとも、そんな小話を覚えている私はやっぱり下品なのかも? ちなみにバレンタインデーの私のお返しは毎年、花と決めている。ある男性がバレンタインデーのお返しに女性下着を買いに行った。パンツ、ブラジャーはともに5千円だったそうだ。彼は値下げ交渉に出た。ところがデパートなので値下げに応じるわけにはいかない。そこで対応した熟練女性店員が客に提案した。「それではパンツ4千円、ブラジャー6千円にいたしましょう」
男性は大喜びで両方を買って帰った。それを横で見ていた若い女性店員が熟練店員に聞いた。「合計は1万円と変わらないのに、なぜ、あの男性は大喜びだったのですか?」
熟練店員が答えて曰く、「とかく男性はパンツを下げて、ブラジャーを上げるとうれしがるものなのよ」
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米国FRB(連邦準備制度理事会)の利上げが迫ってきたようで、6月だ! 9月だ! とマスコミもマーケットもその時期の予想に大忙しだ。為替や長期金利の動向に、かなりの影響を及ぼすと思われるからだ。

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