「冬ソナ」にそっくり? 視聴率25.9%「花子とアン」と韓流ドラマの共通点
NHK連続テレビ小説「花子とアン」(月~土、朝8時~ほか)の快進撃が止まらない。7月5日には25.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の視聴率を獲得するなど、その人気ぶりに、花子にくぎづけの識者はヒットするドラマとの共通項があるという。
<激しいラブシーンがない><初恋がテーマ><主人公に想いを寄せる幼なじみがいる><主人公と親友など2組のカップルの恋が同時進行する>──これらは、ドラマがヒットする黄金法則ともいわれる。あの韓国ドラマ「冬のソナタ」に似ていると、漫画家のカトリーヌあやこさんは言うのだ。
「冬のソナタ」はちょうど10年前の2004年にNHK総合で放映され、一大ブームを巻き起こした。チュンサン(ペ・ヨンジュン)とユジン(チェ・ジウ)には別々のパートナーがいたにもかかわらず、出会ってから恋に落ちる。さまざまな障害を乗り越えながら、高校時代の初恋の人だったことがわかり、ゴールに突っ走る。
韓国ドラマに詳しいジャーナリストの中島恵さんはこう言う。
「花子(吉高由里子)と花子の親友・葉山蓮子(仲間由紀恵)の恋の模様が、瞬時に切り替わり、東京と福岡で同時進行しています。二つの恋が複雑に絡み合うというのは、韓国ドラマでもよくある展開です」

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