本人が明かす「細野、前原両氏の不仲説の真相は…」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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本人が明かす「細野、前原両氏の不仲説の真相は…」

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右から江田憲司氏、松野頼久氏、細野豪志氏(撮影/写真部・馬場岳人)

右から江田憲司氏、松野頼久氏、細野豪志氏(撮影/写真部・馬場岳人)

とことん語り尽くす3人(撮影/写真部・馬場岳人)

とことん語り尽くす3人(撮影/写真部・馬場岳人)

 今年の政界はアベノミクスに始まり、参院選挙、消費増税、特定秘密法とすべて安倍自民党の一人勝ちだった。だが、あまりの強権ぶりに先行きを危惧する声も多い。日本維新の会国会議員団幹事長の松野頼久氏、新党代表の江田憲司氏、民主党前幹事長の細野豪志氏が政権奪取の“野望”を語り尽くした。

*  *  *
松野:江田さんの新党って今後、どうなるんですか。

江田:松野さんのところとは、新年早々に政策協議を始め、まとまれば「この指とまれ」になるでしょう。橋下徹共同代表も「解党してよい」と言ってるわけですから、うちの今の状態を「第一ロケット」にして、発展的解党になってもいい。

松野:今のは、ものすごく前のめりな話でね(一同笑)。うちはうちで、党内で手続きをとらないと決められませんよ。

江田:「この指とまれ」になれば、必然的にとまれる人ととまれない人が出てくるんですよ。

細野:政権交代の選択肢は必要だと思っています。今の民主党の人数ではリアリティーがないから、連携は絶対しなきゃならない。それを否定して「野党でもいい」という民主党なら、私は興味ないですから。

松野:50人の政党がどんなに良いこと言っても、有権者の耳に届かない。民主党が政権交代した時は113人から308人、去年、自民党が政権復帰した時は119人から294人。やっぱり、最低100人は必要です。規模も大事ですよ。

江田:ただし、僕は90年代の政界再編、自社さ政権の失敗も見ている。社会党と一緒になったんだから、ものすごい野合でしたよ。

細野:94年に村山富市首相の自社さ政権が誕生した時、僕は学生でした。

江田:うわ、若っ!(笑)。

細野:93年に初めて投票に行って、政権交代が実現したのに、「そんなのありかよ」って思ったのをよく覚えてる。

江田:僕も当時は官僚で、「そんなアホな!」と思ったもん。まさかその後、通産大臣秘書官、首相秘書官として政府に入るとは思っていなかった(笑)。あれはあの時だから許されたけど、国民もその後、野合の失敗作をたくさん見せられているから、今はもう通用しないですよ。

松野:細野さんは来年4月に派閥を立ち上げる予定だと報じられていますね。

細野:あれは割とベタな理由で、民主党には落選者を支える財政基盤やお互いを助け合う文化がない。そういう仕組みを作ろうとすると、グループとして政権をきちっと掲げて約束しないといけない。今、皆さんと相談しながら作っている最中です。

松野:前原誠司さんのグループと同じ木曜日に細野さんが勉強会をやり始めたので、いろいろ取りざたされているけど、実際はどうですか?

細野:皆の日程が合わなくて木曜日になっただけですよ。前原さんは京都大学の先輩で、学生の時に初めて会った国会議員。お金も組織もないのに議員になったのを見て、「俺もやれるかな」と思った。弟分みたいな形で来て20年くらい経つけど、私は気が利かない男なので……。ただ、絶対に忘れられない自分の原点であることは変わりません。

週刊朝日  2013年12月27日号


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