いつも持ち歩いているというニコンD200。フランスの雑誌「PHOTO」のベトナム戦場リポートで多くのカメラマンが使っていることでニコンにひかれ、72年の初来日はニコンF2を購入するためだった。以来、F3、F4、F5と使用し、ニコンは体の一部のようになっているという。社長として多忙な最近は、D100、D200などデジタルカメラが多い
尾道市生口島の瀬戸田は、自伝的小説「遥かなる航跡」に度々登場する。昨年、34年ぶりに訪れ、瀬戸内海でいちばん美しいといわれる夕日をとらえた
北海道・網走湖の風景だが、繊細な枝の造形とモノクロで表現された写真は日本画のように美しい。コラスさんの日本の風景への愛情がうかがえる
フランス・プロバンス地方の村で夕方9時ごろ、息子を撮影。沈みかけた夕日が右側の壁に反射して、横顔に美しい輪郭をつくった。光の効果は、自ら「マジック」と名づけているモノクロの暗室作業で身につけたという