鎌倉幕府が定着させた、朝廷と武家の「一国二制度」 700年を経て明治政府が再生させた「記憶」
鎌倉幕府から始まり、七百年続いた武家政権。朝廷との一国二制度となっていたが、その権力構図は東アジア世界にあっても特異だったという。日本中世史の歴史学者、関幸彦氏の著書『武家か天皇か 中世の選択』(朝日選書)から一部を抜粋、再編集して解説する。
dot.
1/5
鎌倉幕府から始まり、七百年続いた武家政権。朝廷との一国二制度となっていたが、その権力構図は東アジア世界にあっても特異だったという。日本中世史の歴史学者、関幸彦氏の著書『武家か天皇か 中世の選択』(朝日選書)から一部を抜粋、再編集して解説する。