【著者から】 作家 ・吉川英梨さんの最新作『新人女警』。吉川さんが語る八王子のディープな魅力とは? (一冊の本収録) 多種多様な警察小説を描いてきた吉川英梨さんが、最新作『新人女警』で舞台に選んだのは、八王子。東京とは思えない程ディープなこの地は、時に「独立王国」と呼ばれることもあるとか……。 本作の主人公である女性警察官は、この『八王子独立王国』でどんな活躍をするのか? 吉川さんが張り巡らせた謎と共に、ぜひお楽しみください。 吉川英梨警察小説新人女警八王子朝日文庫朝日新聞出版の本書籍紹介 7/10
【最初の読者から】 林芙美子文学賞を受賞した大原鉄平さんのデビュー作『八月のセノーテ』。本作に秘められた「家」というテーマを英米文学研究者・柳楽馨さんが読み解く。(書評) 柳楽馨さんは大原鉄平さんのデビュー作『八月のセノーテ』を、自分の居場所について不安に思ったことのあるすべての人のための小説、と語る。 本作ではタワマンという「家」を舞台に、とある親子を描いている。家とは当たり前にあるものなのか、その土台は確かなのか、安住と永住は結びつくのか。 とある親子と「家」を通して、大原鉄平さんが訴えようとしたことは一体何なのか。皆様にも共に考えてほしい。 柳楽馨大原鉄平八月のセノーテタワマン林芙美子文学賞朝日新聞出版の本書籍紹介 7/10
【最初の読者から】 詩人・谷川俊太郎さんが残したものとは? 朝日新聞記者・山本悠理さんが谷川さんの足跡を読み解く。(書評) 去年逝去された、詩人・谷川俊太郎さんの著書『今日は昨日のつづき どこからか言葉が』『行先は未定です』。谷川さんの担当記者を務めた山本悠理さんが、この二冊を手に谷川さんとの日々を思い返す。 谷川さんが「言葉」に感じていた、物悲しさ。沈黙と言葉の関係。谷川さんにとっての「死」と「詩」。 言葉と向き合い続けた谷川さんが残した数々の詩。そこから何を受け取ることが出来るのだろう。 今日は昨日のつづき どこからか言葉が書籍紹介行先は未定です谷川俊太郎山本悠理朝日新聞出版の本 7/10
【巻頭言】 人間国宝である落語家・五街道雲助師匠。著書『雲助おぼえ帳――滑稽噺から芝居噺まで厳選55席を語る』で落語を語りつくす! (一冊の本収録) 2023年に人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された噺家・五街道雲助師匠。だが、「ますます芸を磨き、それを後進の者たちに伝える、そういう立場になりましたよ」と落語に対する姿勢は謙虚かつ誠実である。『雲助おぼえ帳――滑稽噺から芝居噺まで厳選55席を語る』は、そんな雲助師匠の落語への熱い思いが綴れている。落語マニアも、落語初心者も、その熱量で落語に魅了されることだろう。 五街道雲助雲助おぼえ帳――滑稽噺から芝居噺まで厳選55席を語る朝日新聞出版の本書籍紹介人間国宝落語 7/10
【巻頭随筆】 作家・沢木耕太郎さん、初の時代小説『暦のしずく』。本作のキーパーソン、芸者・お六の謎とは? (一冊の本収録) 作家・沢木耕太郎さん、初の時代小説『暦のしずく』。主人公は江戸中期の講釈師、馬場文耕。 書籍紹介朝日新聞出版の本沢木耕太郎暦のしずく時代小説 6/20
【著者から】 作家 ・赤神諒さんの最新作『我、演ず』。裏切りと降伏で生き抜いた戦国武将の溢れんばかりの魅力を余すことなく描く! (一冊の本収録) 時は戦国。勝利は皆無、裏切りと降伏のみで生き抜いた男がいた。 書籍紹介朝日新聞出版の本我、演ず戦国武将赤神諒時代小説 6/10
【著者から】 噺家 ・春風亭一之輔さんの最新作エッセイ集『ドグラ・まくら』でくすっ、くくく、アハハ! 今日を元気に! (一冊の本収録) 現在、もっともチケットの取れない噺家・春風亭一之輔さん。その巧みな話芸は舞台の上にとどまらず、紙上でも客を沸かせる。 書籍紹介朝日新聞出版の本春風亭一之輔ドグラ・まくら落語 6/10
【最初の読者から】 元週刊朝日の記者・松岡かすみさんが向き合った、切実な声の数々『-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち』を書評家の東えりかさんが読み解く (書評) 将来の妊娠のために「卵子凍結」をする女性が増えている。 書籍紹介朝日新聞出版の本-196℃の願い 卵子凍結を選んだ女性たち松岡かすみ東えりか卵子凍結妊娠 6/10
【巻頭随筆】 作家・夢枕獏さん 完結を“先取り”した衝撃の「キマイラ」シリーズ最新刊『キマイラ聖獣変』(一冊の本収録) 作家・夢枕獏さんが四十四年にわたって書き継いできた「キマイラ」シリーズの最新刊、『キマイラ聖獣変』が5月20日に発売される。 書籍紹介朝日新聞出版の本キマイラキマイラ聖獣変夢枕獏 5/20
【最初の読者から】 大澤真幸さんが記す実践社会学の決定版『西洋近代の罪――自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか』を思想史研究者・音楽評論家の片山杜秀さんが読み解く (書評) ガザ攻撃、トランプ関税、ウクライナ侵攻。今現在、国際ニュースは暗鬱だ。大澤真幸さんの著書『西洋近代の罪――自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか』は、先行きが見えない世界の現状を的確に分析している。 書籍紹介朝日新聞出版の本大澤真幸西洋近代の罪――自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか片山杜秀 5/12
【最初の読者から】 作家・今村翔吾さんが綴る「楠木正成の息子」の物語、『人よ、花よ、(上・下)』 を書評家・細谷正充さんが徹底解剖(書評) 書評家・細谷正充さんは楠木正行だからこそ熱き物語になるのだと解説する。 書籍紹介朝日新聞出版の本今村翔吾人よ、花よ細谷正充楠木正行 5/12
【著者から】 旅行作家・下川裕治さんが大紹介! 年齢不問。誰もが魅了される旅の魅力が詰まった『シニアになって、旅の空』 (一冊の本収録) 旅費は旅行の悩みの種。その種を取り除く方法を、旅行作家として名をはせる下川裕治さんは知っている。 書籍紹介朝日新聞出版の本下川裕治シニアになって、旅の空旅行朝日文庫 5/12
【著者から】 作家 ・堂場瞬一さんの最新作『真実の幻影』 堂場さんが考える「真実」とは? (一冊の本収録) 5月7日刊行予定の堂場瞬一さんの最新作『真実の幻影』。テーマは、記者の視点から警察に鋭く切り込むサスペンス。本記事では『真実の幻影』の創作秘話はもちろん、作家が避けて通れない、原稿の裏話も掲載している。 書籍紹介朝日新聞出版の本堂場瞬一真実の幻影記者警察 5/12
【最初の読者から】 創作大賞2024受賞作、青山ヱリさんの『あなたの四月を知らないから』をライター・瀧井朝世さんが解説(書評) 誰もが抱える悩み。恋やお金、家族に住まい。それらと向き合い、傷つきながらも前を向いて決断する主人公を、ユーモアたっぷりに描く。 書籍紹介朝日新聞出版の本青山ヱリあなたの四月を知らないから生活 4/18
【最初の読者から】 下山進さんが唱える、記者こそ経営を論じる意義とは? 澤康臣さんが読み解く(書評) フジテレビの腐敗、週刊文春のジャニーズ報道、兵庫県知事選挙におけるSNS運用。 書籍紹介ジャーナリズム報道朝日新聞出版の本下山進持続可能なメディア 4/10
【巻頭随筆】 芥川賞作家・ 鈴木結生さん『本の中の本』(一冊の本収録) 『ゲーテはすべてを言った』で芥川賞を受賞した鈴木結生さん。『一冊の本』の巻頭随筆で、自身の創作秘話を語っている。 書籍紹介朝日新聞出版の本ゲーテはすべてを言った鈴木結生本の中の本 4/10
【最初の読者から】 歌人・永田和宏さんが綴る人生後半の応援歌を、作家・高橋源一郎さんが紹介(書評) 細胞生物学者と歌人。二足の草鞋を履きながらも、現代歌壇を牽引する永田和宏さん。 書籍紹介朝日新聞出版の本高橋源一郎人生後半にこそ読みたい秀歌永田和宏 4/10