新型コロナウイルスのオミクロン株による子どもを中心とした感染が続いている。年度末に向けて、各地の学校で進級や卒業への準備が進むなか、休校や学級・学年閉鎖が相次いでいる。学びの機会が脅かされ、「教育格差」が拡大するのではないか? それに対し、『教育格差』(ちくま新書)を著した教育社会学者の早稲田大学・松岡亮二准教授は「コロナ禍によって長期的な教育成果の差が拡大するかはわからない」と、意外な見解を示す。その真意を聞いた。
「コロナ禍で教育格差拡大」は本当か? 「親の収入」だけでない格差の根本原因とは
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